実業家イーロン・マスク氏によって2022年10月に買収されたX(Twitter)は、日本国内のSNSではLINEに次ぐユーザー数を誇っています。Xが情報源というユーザーも多く、20代を中心に幅広い層に普及しています。
幅広いユーザーに普及しているXは当然、広告プロモーションにも有効的です。今回はX広告のターゲティングの種類から設定方法までをわかりやすく解説していきます。
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X広告のターゲティングとは
まず、Xの特徴はユーザー層の豊富さです。だからこそ地域や性別、年齢などユーザーの属性だけでなく、会話内容や興味関心が似ているといった、Xならではの情報を使って適切なターゲティング広告を配信できます。それでは、X広告のターゲティングがどのようなものか見ていきましょう。
X広告のターゲティングの種類
まずX広告のターゲティングは、オーディエンス特性によるターゲティング、オーディエンスタイプによるターゲティング、カスタムオーディエンスによるターゲティングの3つに分類されます。それぞれのターゲティングはさらに細分化され、条件を組み合わせた詳細な設定が可能です。
オーディエンス特性によるターゲティング
オーディエンスとは広告配信対象となるユーザーのこと。このオーディエンスの特性によるターゲティングは、地域、言語、端末、性別、年齢などデモグラフィックを利用したターゲティングになります。インターネット広告において、基本的なターゲティング方法といえます。
1.地域ターゲティング
端末のIPアドレスやGPSなどの情報から位置情報を判定します。そして、ユーザーのいる地域をターゲティングする方法です。特定の国や地域、都市に対象を絞って広告を表示できます。日本では市区町村レベルでの場所の指定もできます。
3.端末ターゲティング
ユーザーが使用するデバイスによるターゲティングです。iOSやAndroidなどのOSの種類、端末モデル、携帯電話会社、新しい端末を購入したユーザーの情報から広告の配信先を振り分けます。
4.性別・年齢ターゲティング
登録されたプロフィールからユーザーの性別、年齢を判定しターゲティングする方法です。ただしXでは性別、年齢は必須の入力項目ではありません。そのため、不明なユーザーに対しては他のユーザーやフォローしているアカウントとの類似性、興味関心から類推して属性を決めています。
オーディエンスタイプによるターゲティング
オーディエンスタイプによるターゲティングは、X内でのユーザーの会話やエンゲージメントしたユーザー、テレビ番組や映画に反応したユーザー、フォロワーが似ているユーザーなどに対して広告を配信するといったXの特徴を活かした方法です。
1.会話ターゲティング
選択したトピックについて話しているユーザーをターゲティングして広告を配信します。言語が英語のユーザーがメインとなっていますが、一部は日本語でも機能します。
2.イベントターゲティング
スポーツやエンターテイメントなど、話題になりそうな特定イベントについて興味を示しているユーザーにアプローチするターゲティング方法です。
3.エンゲージメントターゲティング
自社のポストを「閲覧」または「いいね」するといった、エンゲージメントしたユーザーをターゲティングする方法です。自社のポストに何らかの形でアクションしたユーザーなので広告効果が期待できます。
4.キーワードターゲティング
キーワードを直接指定してターゲティングする方法です。指定したキーワードを検索したり、ポストした場合に配信対象となります。キーワードが含まれていれば、ネガティブなポストをしたユーザーに対しても広告が配信される場合もあります。
5.映画・テレビ番組ターゲティング
特定の映画やテレビなどにX上で反応したユーザーに配信できるターゲティングです。映画や番組の放送中・放送前後のみ配信可能です。ですが、Xでは番組の感想などを実況したり共有して楽しむユーザーが増えています。そのため、近年では有効なターゲティングとして注目されています。
6.興味関心ターゲティング
25種類の興味関心カテゴリと350種類のサブトピックの中から選びます。そして、それに関心を示しているユーザーをターゲティングします。ユーザーのフォローやリポスト、クリックなどでユーザーの興味関心を判断します。
7.類似フォロワーターゲティング
指定したアカウントのフォロワーと似た特性を持つユーザーをターゲティングする方法です。リポスト、クリック、ポストした内容などから類似性を見つけます。そして、競合製品に興味を示したユーザーをターゲティングし自社の広告を配信するといったことが可能です。
カスタムオーディエンスによるターゲティング
既存のフォロワーに対してリマーケティングしたり、自社のCRMから新たに広告配信グループを作ってターゲティングができます。
App Activity
自社アプリがあればそのアプリをインストールや登録しているユーザーをターゲティングし、アプリユーザーに広告を配信します。
App Activity Combination
複数のアプリアクティビティを組み合わせます。特に関連性が高いユーザーをターゲティングします。
List
自社のCRMからメールアドレスまたはXアカウントのリストをアップロードします。そして、新たなアカウントをターゲティングできます。
Website Activity
WEBサイトにアクセスしたことがあるユーザーをリスト化します。そして、そのユーザーをターゲティングします。いわゆるリマーケティングと同じです。
各ターゲティングの設定方法
Xのターゲティングは複数の条件を組み合わせて設定します。これには、減点的ターゲティングタイプ(「AND」ターゲティング)と付加的ターゲティングタイプ(「OR」ターゲティング)の2種類があります。
減点的ターゲティングタイプは、条件を追加していくごとに配信対象となるユーザーが絞り込まれます。一方付加的ターゲティングタイプは、条件追加で対象となるユーザーが増えていきます。適切なターゲティング設定で効果的にユーザーにリーチするようにしましょう。
オーディエンス特性によるターゲティング
オーディエンス特性の条件は、主に減点的ターゲティングタイプのターゲティングです。多くの条件を細かく指定しすぎるとターゲティングの精度は上がります。ですが、配信されるユーザー数が少なくなるのでバランスを考えながら設定してください。
1.地域ターゲティング
まず「場所」から指定可能な地域や市区町村を検索して選択します。複数の地域を指定したい場合は、「一括アップロード」からまとめて登録が可能です。
2.言語ターゲティング
「言語」からターゲティングする言語を選択します。複数の言語を指定した場合。そのうち1つの言語を利用するユーザーが対象となります。
3.端末ターゲティング
「オペレーティングシステム(OS)」や「端末モデル」、「携帯電話会社」を指定して、特定のOSや端末でしか動かないサービスなどを対象として広告展開をおこないます。
4.性別・年齢ターゲティング
「性別」「年齢」を指定してターゲティングします。選択条件はそれほど細かくはありません。
オーディエンスタイプによるターゲティング
オーディエンスタイプは主に付加的ターゲティングタイプです。追加した条件のいずれか(OR)を満たすユーザーに配信されます。条件が多すぎるとターゲティング精度が下がってしまうので注意しましょう。
1.会話ターゲティング
10,000種類以上の「会話トピック」の中から選択します。そして、そのトピックについて会話しているユーザーを対象にターゲティングします。
2.イベントターゲティング
「イベント」の中からスポーツやエンターテイメントイベント、季節のイベントなどを選択します。日本国内のイベントはあまり表示されません。
3.エンゲージメントターゲティング
「追加オプション」からポストの表示歴があるユーザーや、ポストに対するエンゲージメント歴があるユーザーを指定しリターゲティングします。
4.キーワードターゲティング
「キーワード」にターゲティング対象とするキーワードを入力します。ユーザーがそのキーワードで検索したり、キーワードを除外する設定も可能です。一括アップロードで複数のキーワードをまとめて登録します。
5.映画・テレビ番組ターゲティング
「映画とTV番組」から映画やテレビ番組の名前を検索して指定します。略称が登録されている場合もあります。広告配信されるのは、放送中や前後の映画やテレビ番組に限定されます。
6.興味関心ターゲティング
「興味関心」でXに登録されている、「25のカテゴリ」と「350のサブトピック」の中からトピックを選んでターゲティングします。
7.類似フォロワーターゲティング
「フォロワーが似ているアカウント」に入力したアカウントのフォロワーと類似したユーザーをターゲティングします。ただし1アカウントだけだと類似ユーザーの数が少ない可能性が高いです。そのため、複数アカウントを指定して母数を増やすようにしましょう。
カスタムオーディエンスによるターゲティング
カスタムオーディエンスはあらかじめ「ツール」メニューから作成したオーディエンスをターゲティングする方法です。自社のCRMなどから独自のユーザーグループを作って直接ターゲティング、リマーケティングするといったことが可能になります。
App Activity
モバイル計測パートナーのコンバージョントラッキングで自社アプリを使っている利用者のデータを収集します。モバイル計測パートナーのアカウントが必要です。
App Activity Combination
アプリアクティビティオーディエンスを複数組み合わせて、新しいオーディエンスを作成します。
List
メールアドレスまたはXアカウントのCSVやTXT形式のファイルを直接アップロードします。
Website Activity
Xピクセルベースコードを作成してWEBサイトに追加します。それにより、そのWEBサイトの訪問者をターゲティングできるようになります。
X広告の成果にお困りではないしょうか?
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X広告のターゲティングで効果を出すポイント
X広告はターゲティング機能が充実しています。そのため、設定次第で意図するユーザーに正確にリーチし高い広告効果が期待できます。言い換えると設定を誤れば、狙い通りの効果が得られない可能性があります。まずは、ポイントを押さえて適切なターゲティングをおこないましょう。
ユーザーの関心やキーワードのリサーチ
まずXのトレンドやユーザーが、どのような話題に関心を示しているかを常にチェックしましょう。次に、広告と関連性が高いキーワードをピックアップします。そして、ターゲットユーザー層にリーチするかをリサーチしましょう。
広告グループをターゲットごとに分類する
次に、X広告ではターゲットごとにグループを分けて管理します。ターゲティング機能を使って、オーディエンスの特性から年齢や性別、地域で分けるほか、オーディエンスタイプでエンゲージメントが高いユーザーだけをターゲティングすることも可能です。ただし、あまりグループを作りすぎると検証が難しくなります。まずはベーシックなA/Bテストから始めてみましょう。
PDCAサイクルを継続的に回す
そして、広告配信を始めたらPDCAを回しましょう。X広告では広告マネージャーを使って効果測定が可能です。「ターゲティングは適切か」、「広告クリエイティブはターゲットに的確に訴求できているか」などをチェックし、期間内や予算内で最大限のパフォーマンスを出せるよう継続的に回していきます。
まとめ
X広告は、広告主自らが細かくターゲティングを設定して運用できます。自社の広告に合った適切なターゲティングができれば、高い広告効果も期待できるでしょう。Xの拡散性の高さや即時性といった特性をうまく活かせると、爆発的にユーザーにリーチするいわゆる「バズった」状態になるケースも。
まずは広告のターゲットを明確にし、キーワードや話題でターゲティング設定します。配信した広告は期待通りの効果が得られているのか、定期的に測定をおこなって次の展開に役立てましょう。