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Facebook広告の料金の目安はどれくらい?費用目安や課金形態などを解説

編集部
2024.12.16更新
2024.11.27初出
Facebook広告の料金の目安はどれくらい?費用目安や課金形態などを解説

Facebook広告を運用する際、費用目安や課金形態、予算設定の方法を理解することは、広告効果を最大化するために欠かせません。

本記事では、Facebook広告の費用目安や課金形態、決済方法まで詳しく解説します。あわせて、予算設定する際のポイントも紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。

この記事でわかること

  • Facebook広告を実施する予算想定がわかる
  • Facebook広告の課金形態がわかる
  • Facebook広告の支払い方法がわかる

またタガタメでは、SNS広告のセカンドオピニオンや無料診断を行っております。現状の結果に課題を抱えていらっしゃる方はお気軽にご相談ください。SNS広告の無料診断はこちら

Facebook広告の費用目安は?

Facebook広告 Meta広告  費用目安

Facebook広告の一般的な費用目安は、月に10万円から30万円程度とされています。ただし、実際に必要な予算は、達成したい成果や目標によって異なります。

例えば、商品の売上を増やすことを目的とする場合、目標売上額が高ければ、それに比例した広告費の投資が求められます。また、競合他社の広告が多い場合は、オークション形式の仕組みによって入札額が上がり、広告が表示される機会を確保するために費用を引き上げる必要がある場合もあります。

Facebook広告を出稿する際は、事前の市場調査や戦略設計が重要です。求める成果や目標から逆算して必要な予算を計画的に設定することで、無駄のない効果的な広告運用が可能になります。

Facebookに支払う広告費は自由設定

Facebook広告では、基本的に予算を自由に設定できますが、1日の最低出稿金額になる1ドル以上は必要です。2024年11月時点の為替レートでは、1ドルは日本円で約155円に相当します。そのため、1日あたりこの金額以上の予算が必要になることを念頭に置いておきましょう。

参考元:Metaビジネスヘルプセンター|最小予算のベストプラクティス

また、広告費の最終的な支払い額は、「合計消化金額」と「獲得した各結果の単価」に基づき、設定した予算や入札戦略でコントロールできます。

運用開始時には、月額3万円程度の少額予算でテストをおこない、効果を確認したあとに月額10?30万円程度に拡大するステップアップ方式がおすすめです。初めから高額な予算を投入するよりも、段階的な調整が無駄を抑えた効果的な運用につながります。

予算が少なすぎると広告表示機会が減少し、高すぎるとターゲットに対して予算を使い切れない場合があります。商材やターゲット層に応じて適切な金額を設定し、バランスの取れた広告運用を目指しましょう。

一般的な費用目安は月10万円以上

一般的なFacebook広告の費用目安は月10万円以上です。(この予算があれば、十分なデータを収集し、広告の効果を分析して改善をおこなうことが可能になります。)クリック単価(CPC)が100円前後の場合、10万円の予算で約1,000クリックを獲得できるため、広告の良し悪しを判断するためのデータを蓄積できます。

もちろん、少額から始めることも可能ですが、十分な成果を得るのは難しく、配信の意味が薄れる可能性があります。

広告の費用は商材や業界、広告の目的によっても異なるため、あくまで目安として考え、自社の目標やターゲットに合った適切な予算を設定しましょう。

Facebook広告の課金形態

Facebook広告 Meta広告  課金形態

Facebook広告には、主に4種類の課金形態が用意されています。

  • インプレッション課金(CPM)
  • クリック課金(CPC)
  • ThruPlay(動画広告のみ)

それぞれの特徴を以下で説明します。

インプレッション課金(CPM)

インプレッション課金(CPM)は、広告が1,000回表示されるごとに課金される方式です。

Facebook広告の「インプレッション」とは、広告が初めてユーザーの画面に表示されたときを指します。一度表示された広告がスクロールで見えなくなり、再び同じ場所で表示された場合も1インプレッションとしてカウントされます。
参考元:Metaビジネスヘルプセンター|インプレッション

インプレッション課金の相場は、おおむね500円~1,000円程度とされています。1回あたりのインプレッション単価に換算すると0.5円~1円程度です。インプレッション課金では、ユーザーが広告をクリックしなくても課金されるため、クリックやサイト誘導を目的とする広告にはあまり適しません。

一方で、ブランド認知度向上やリーチ拡大を目的とした広告に適しています。また近年では、CV(コンバージョン)目的の広告でも活用されるケースが増えています。

クリック課金(CPC)

クリック課金(CPC)は、ユーザーが広告をクリックするたびに課金される方式です。クリックされない限り費用が発生しないため、広告効果が測定しやすく、初心者にも運用しやすい点が特徴です。

クリック課金の相場は、概ね50円~120円程度とされています。クリックが発生しやすいユーザーに広告が配信されるため、サイト訪問やコンバージョン獲得を目的とした広告に適しています。

ThruPlay(動画広告のみ)

ThruPlayは、動画広告の再生に基づき課金が発生する課金方式です。

課金が発生する条件は、15秒未満の場合は動画が最後まで視聴されたときに、それ以上の動画では、15秒以上再生されるよう最適化されるようになっており、動画の再生数を増やすことを目的としたキャンペーンに最適です。

ThruPlayは、一般的なCPV(Cost Per View)と比較されることが多いですが、CPVが動画再生が2秒以上で課金されるのに対し、ThruPlayではより確実に視聴されたデータをもとに効果測定が可能です。

ThruPlayの相場は、CPVの3円~5円と比較するとやや高めの100円~200円程度とされています。しかし、動画がしっかりと視聴されるため、ブランド認知の向上やそのあとのアクションにつながりやすくなるメリットがあります。動画広告で強いインパクトを与えたい場合におすすめの課金形態です。

Facebook広告の予算の決定方法

Facebook広告 Meta広告  予算 決定方法

?広告予算の使い過ぎや予算を未消化を防ぐためにも戦略的な予算設定は不可欠です。

Facebook広告の広告予算設定方法は大きく分けて3つあります。

  • アカウントの上限予算
  • キャンペーンの上限予算
  • 広告セットの上限予算

それぞれ解説します。

アカウントの上限予算

アカウント上限予算では、広告アカウント全体に適用される予算の上限を設定します。広告費の使いすぎを防ぎ、予算の一括管理が可能です。

アカウント上限予算の設定手順は以下のとおりです。

左側メニューの「すべてのツール」から「広告アカウント設定」を選択

facebook広告 Meta広告 アカウント上限予算

ビジネスの支払い管理画面で「支払い設定を開く」を選択

facebook広告 Meta広告 アカウント上限予算

「上限を設定」を選択後、アカウント上限予算を入力して保存

予算が上限に達すると、出稿中のすべての広告が一時停止します。そのため、使用する全体予算が明確な場合には設定しておきましょう。

ただし、複数の異なる目的を持つ広告を同時に配信している場合、予算に達するとすべての広告が停止してしまうため、注意が必要です。

キャンペーンの上限予算

キャンペーン上限予算では、特定のキャンペーン単位で広告費の上限を設定します。1つのキャンペーンにかける予算を明確に管理でき、異なるキャンペーンを同時に運用している場合でも、1つの広告の影響が他に波及する心配がありません。特に、キャンペーンごとに予算設定をおこないたい場合に適しています。

キャンペーン予算は、1日ごとに予算を消化する「1日の予算」と掲載期間全体で予算を消化する「通算予算」があります。

キャンペーン上限予算の設定手順は以下のとおりです。

広告マネージャを開く

facebook広告 Meta広告 キャンペーン上限予算

設定したいキャンペーン名にポインターを重ね、編集を選択

facebook広告 Meta広告 キャンペーン上限予算

キャンペーン詳細から「その他のオプション」を選択し、「キャンペーンの上限予算を追加」を選択

facebook広告 Meta広告 キャンペーン上限予算

任意の上限予算を入力し保存

なお、予算の設定はキャンペーンレベルでMeta Advantageのキャンペーン予算(旧称: キャンペーン予算の最適化)をオンにするとキャンペーンでの予算の設定となり、オフにすると広告セットでの設定になります。

広告セット上限予算

広告セットの上限予算では、キャンペーン内の広告セット単位で細かく予算を設定できます。

配信エリアや期間ごとに異なる戦略を立てたい場合や、A/Bテストをおこないたい場合には広告セット単位で設定するとよいでしょう。

広告セットの上限予算は、キャンペーンレベルでMeta Advantageのキャンペーン予算(旧称: キャンペーン予算の最適化)をオフにすることで設定できます。

予算設定で困ったらFacebook広告のシミュレーションの活用もおすすめ

facebook広告 Meta広告 シミユレーション

Facebook広告の「広告マネージャ」では、広告内容や予算、期間に応じたシミュレーション結果を確認できます。シミュレーションを活用すれば、予算設定や広告効果の高い施策を検証する際に役立つため、特に予算設定に迷ったときにおすすめです。

シミュレーションの手順は以下のとおりです。

  1. 広告マネージャを開き、広告作成を開始
  2. 配信目的とターゲットオーディエンス(年齢、地域、興味など)を設定
  3. 予算と配信期間を入力
  4. アカウント設定で国、通貨、時間帯を指定

ここまでの設定が完了すると、「オーディエンスサイズ」と「1日の推定結果」が表示されます。オーディエンスサイズはターゲットとなるユーザー数の規模のことで、少なくても3,000人を目安に設定するのがおすすめです。

1日の推定結果は設定した予算でリーチ可能なユーザー数の目安です。オーディエンスサイズと1日の推定結果の数値をもとに、設定した予算で目標に達するかどうかを検証できます。

シミュレーションは「広告の開始」を選択しない限り、何度でも設定を変更しながら試すことができます。さまざまな設定を比較し、効果的な施策を選ぶことで、限られた予算で大きな効果を得られます。

Facebook広告の決済方法

facebook広告 Meta広告 決済方法

Facebook広告の決済方法は、以下の2つから選択できます。

決済方法 概要 支払い方法
自動決済 一定の金額を消化した際に自動で請求される ・クレジットカード・デビットカード・PayPal
プリペイド残高 事前にFacebook広告のアカウントに入金を済ませ、残高から広告料金が引き落とされる オンライン銀行振り込み

何らかの理由で決済に失敗すると、広告配信が停止してしまいます。特にカードの残高不足や口座情報の入力ミスなどに注意しましょう。

Facebook広告で費用対効果を高めるポイント3つ

facebook広告 Meta広告 費用対効果 ポイント

?Facebook広告で費用対効果を高めるためのポイントについて紹介します。

入札は「自動入札」がおすすめ

Facebook広告では、入札方法として「自動入札」と「手動入札」の2種類があり、予算を最大限に活用し、広告枠を確保したい場合は、自動入札がおすすめです。

自動入札では、Facebookのシステムが広告効果を最適化し、予算の範囲内で目標達成に向けた最適な入札をおこないます。これにより、想定外の出費を防ぎつつ、効果を拡大できるため、運用の手間を省きながら効率的な広告配信が可能です。

一方、手動入札は入札価格を個別に設定する方式で、費用を細かくコントロールできる点がメリットです。しかし、調整の手間がかかるため、広告運用に慣れていない場合は自動入札を選ぶほうが無難です。まずは自動入札で始め、運用スキルに応じて手動入札を検討しましょう。

広告の目的にあわせたキャンペーンを選ぶ

Facebook広告で費用対効果を高めるためには、キャンペーンの目的を明確に設定することが重要です。

キャンペーンの目的は現在、以下の6種類に統合されています。

  • 売上
  • リード
  • エンゲージメント
  • アプリの宣伝
  • トラフィック
  • 認知度

参考元:Metaヘルプセンター|Meta広告マネージャの広告の目的のアップデートと変更

それぞれの目的に最適化された配信がおこなわれるため、目標に合ったキャンペーンを選ぶことで効果を最大化できます。

例えば、ブランド認知を高めたい場合は「認知度」を目的としたキャンペーンを選択し、具体的な成果(購入や登録)を狙う場合は「コンバージョン」目的のキャンペーンが適しています。明確な目標がないと、適切なターゲットにリーチできなかったり、無駄な広告費が発生する可能性があります。

目標を設定する際は、具体的で測定可能な指標(例:クリック数、購入件数など)を明確にし、その達成を意識したキャンペーンを選びましょう。目的に合ったキャンペーンを選ぶことが、広告の費用対効果を高める第一歩です。

広告クリエイティブを最適化する

広告クリエイティブは、ユーザーの注目を集め、行動を促すための重要な要素です。Facebook広告では、ターゲットに刺さる魅力的な画像や動画、ターゲットに刺さるような広告文を作成することが、費用対効果を高めるポイントとなります。

特に動画広告は、視覚的なインパクトが強く、クリック率やコンバージョン率の向上に効果的です。また、ターゲットの属性や課題を考慮し、共感しやすい内容や行動を促す文言を取り入れることで、より高い効果が期待できます。

さらに、複数のクリエイティブを用意し、A/Bテストを活用して効果の高いパターンを見極めることも重要です。どのデザインやメッセージがターゲットに響くかを検証し、最適化された広告を配信することで、無駄なコストを削減し、広告効果の最大化が可能です。

まとめ

Facebook広告 費用目安 課金形態 決済方法 予算設定 ポイント

Facebook広告は、幅広い商材やターゲットに対応した効果的な運用が可能です。月額10万円以上の予算を目安に、ターゲティングやクリエイティブを最適化し、段階的に運用を拡大することで、費用対効果を最大化できます。

「広告マネージャ」で利用できるシミュレーションを活用すれば事前に広告費の算出も可能です。予算設定や広告効果の高い施策を検証する際に役立つため、特に予算設定に迷ったときにおすすめです。

本記事を参考に、課金形態や予算管理の基本を押さえつつ、適切な戦略で運用を進めることで、限られた予算内で目標達成を目指してみてください。

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