TVerは無料で利用できる動画視聴プラットフォームです。民放のテレビ番組の見逃し配信を提供し、多くのユーザーが利用しています。現在では、総ダウンロード数は6000万回を超えました。ユーザー数も順調に増え、TVer内で配信できることは広告媒体としても魅力です。
近年、インターネット動画広告市場が急成長する中、企業の認知度向上や商品の購買促進の効果的なマーケティング戦略の一つとして、TVer広告は注目されています。
本記事では「TVer広告を出稿したいが費用感がわからない」という方向けに、TVer広告の課金方式や相場など費用の特徴について詳しく解説します。あわせて、出稿前に押さえておくべきポイントも紹介しています。ぜひ、参考にしてください。
目次
TVer広告とは?
TVer広告は、動画配信サービス「TVer」内で、番組を視聴する際に流れる動画広告のことです。スキップ不可の広告形式で、テレビ番組をインターネットで視聴する多くのユーザーにリーチできることが特徴です。
そして、TVer広は告多様なターゲット層に対応しています。フォーマットは一般的なテレビCMやYouTube動画と同様の横型です。そのため、既存の動画素材をそのまま活用することも可能です。
<<TVer広告のフォーマット>>
動画の長さ | 6秒、15秒、30秒、60秒から選択可能 |
ファイル形式 | アスペクト比16:9のMP4ファイル |
さらに「チラシビジョン」と呼ばれる新しいメディア展開手法が注目されています。こちらを活用することで、予算を抑えながらTVer広告の効果を最大化できます。
TVer広告のターゲティング種類
TVer広告では、以下のようなターゲティングが可能です。
- 年齢や性別などの基本属性
- 地域や居住エリア
- 興味関心のあるジャンル
性別、年齢、居住エリアのデモグラフィックデータから、視聴者を細かく絞り込めます。特に年齢は5歳刻みで設定可能になっています。さらに、エリアについても都道府県や市区町村単位での詳細な指定が可能です。
また、アンケートをもとにした「TVerアフィニティ」と呼ばれる興味関心データを活用したターゲティングができます。「ドラマ」「バラエティ」「アニメ」「報道・ドキュメンタリー」「スポーツ」など、全放送局のコンテンツを横断したジャンル指定配信(除外)も可能です。
TVer広告のメリット
TVer広告を活用するメリットとしては、次の3つが挙げられます。
- テレビを見ない層へアプローチでき幅広い視聴者層にリーチできる
- ターゲティング精度が高く、無駄のない配信ができる
- 視聴完了率が高く広告の訴求力アップにつながる
まずTVer広告はテレビとインターネットの視聴者に同時にリーチすることが可能です。従来のテレビ広告だけでは届かなかった若年層や、インターネットを主要な情報源とするユーザーにも効果的にアプローチできます。
また、ターゲティング精度が高いのも特徴です。無駄な広告費を削減しながら費用対効果を最大化できる点も魅力です。
さらに視聴者が番組を最後まで見る確率が高いため、広告の視聴完了率も高いです。番組の合間にスキップ不可で流れる形式のため、視聴者が広告をしっかりと見てくれる環境が整っています。
これにより、広告の訴求力が向上し、視聴者の記憶に残りやすくなります。
Tver広告の課金方式は2種類
TVer広告の課金方式は2種類です。
- CPM課金(固定単価形式)
- CPCV課金(オークション形式)
それぞれ以下で解説します。
CPM課金(固定単価形式)
CPM(Cost Per Mille)は、広告が1,000回表示されるごとに費用が発生する仕組みです。1CPMあたりの単価が固定されています。こちらは、予算をコントロールしやすい点が魅力です。
CPCV課金(オークション形式)
CPCV(Cost Per Completed View)は、広告が最後まで視聴された場合に課金される方式です。オークション形式で単価が決まるため、通常の費用よりも安く広告表示できる場合もあります。
ただし、CPM課金よりも広告の優先度が低いため、広告が表示されない可能性もある点には注意が必要です。
Tver広告の費用の特徴・費用相場
TVer広告の出稿費用は、表示回数、動画の長さ、ターゲティング設定によって変動します。最低出稿金額は50万円からです。
詳細は原則問い合わせが必要になり、見積りを出してもらう流れとなります。
- TVer広告の費用は表示回数に応じて発生する
- 広告の秒数によって費用が異なる
- 原則TVer広告の出稿費用は問い合わせが必要
目安としては、表示回数は主にCPMで計算されます。1CPMあたり数百円から数千円程度で、動画の長さが30秒の場合はおよそ3,600円です。
TVer広告の費用は広告内容や配信条件によって幅がありますが、予算に応じた柔軟なプランニングが可能です。また、高精度なターゲティングをおこなうことで、費用対効果をさらに高めることができます。
関連記事: リスティング広告の運用代行とは?手数料の費用相場と選び方
TVer広告を出稿する前に気をつけるべきポイント
TVer広告を出稿する前には、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 配信前に初期設定をしっかり決めておく
- 費用やスケジュールに余裕を持たせておく
配信前に初期設定をしっかり決めておく
ターゲット設定や広告内容が不明確だと、効果が十分に得られない可能性があります。配信するターゲット層や広告の目的、クリエイティブの内容を事前に明確にしておく必要があります。
ポイントとしては、以下の点に気をつけましょう。
- ターゲティングを狭くしすぎない
- クリエイティブはスマートフォン視聴を考慮する
動画制作にあたっては、画質や文字サイズ、ファイルサイズにも注意し、再生がスムーズにおこなえるよう工夫しましょう。
費用やスケジュールに余裕を持たせておく
TVer広告で広告を出稿するには、最短でも約20営業日が必要です。そのため費用やスケジュールに余裕を持たせておくことをおすすめします。
配信までの主な流れは以下のとおりです。
- TVerへ問い合わせる
- 業態審査
- 広告入稿
- 広告素材審査
予算の見積もりや配信スケジュールには十分な余裕を持ち、早めに準備を進めることで、スムーズな配信が可能になります。加えて不測の事態に備えるためのリスク管理が必要です。
特に、長期間のキャンペーンを実施する場合は、予算の進捗管理が欠かせません。
まとめ
TVer広告は、テレビ視聴者とインターネットユーザーに同時にリーチできる効果的な広告手法です。そして、スキップ不可の動画形式で視聴完了率が高く、ターゲティングの精度も優れているため、無駄なく効果的な広告配信が可能です。
しかし、TVer広告の配信には最短でも約20営業日かかります。そのため、広告の目的やターゲット層、クリエイティブの内容を明確にしておき、余裕をもったスケジュールを組むことが大切です。
運用を始める前は、費用感や注意点を考慮したうえで進めましょう。