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「なんか雰囲気違う」を解消!Googleフォント活用法

編集部
2025.04.01更新
2025.04.01初出

仕事で作成する機会が多いものとして、PowerPointでの資料やスライド、掲示物などがあります。

しかし、これらを作っていると「パソコンに入っているフォントだとなんか雰囲気が違うんだよね」と思うことも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、資料作りが一段とレベルアップする、効果的なGoogleフォントの活用法について解説します。
せひ、参考にしてみてください。

そのスライドや掲示物、どんな文字(フォント)で作っていますか?

多くの方は、普段特にフォントを意識せずに、文書を作成しているのではないでしょうか。

WindowsのWordやPowerPointを開いたときに最初から表示されている「メイリオ」や「游ゴシック」、「MS明朝」などを使う場合がほとんどでしょう。

これらのフォントは確かに読みやすく、ビジネス文書の基本として長年使われてきました。

しかし、プレゼンテーションのインパクトを高めたい時や、特別なイベントのポスターを作りたい時、あるいは企業のブランドイメージに合わせたデザインを作りたい場合などに、なにか物足りなさを感じるかもしれません。

フォントは単なる文字の形ではなく、全体の印象を大きく左右する重要な要素です。

適切なフォント選びによって、伝えたいメッセージはより効果的に相手に届きやすくなります。

フォントが違うとこれだけ違う!

たとえば、「入学式」という同じ言葉でも、使用するフォントによって与える印象は大きく変わるものです。

游ゴシック、MS明朝、HGP創英角ポップ体で「入学式」の文字を比較

ゴシック体で書けばシンプルでモダンな印象に、明朝体で書けば格式高く伝統的な雰囲気に、ポップ体で書けば親しみやすく楽しいイメージになりやすいことがお分かりいただけると思います。

ここからは、それぞれのフォント(書体)について解説します。

ゴシック体とは

「ゴシック体」は線の太さが均一で、装飾のないシンプルな書体です。

ビジネス文書やWebサイト、プレゼンテーションなど幅広く使われ、現代的でクリーンな印象を与えるのが特徴です。

画面での視認性が高く、デジタルデバイスでの表示に向いており、Windowsでは「游ゴシック」「MSゴシック」などが代表的なゴシック体です。

ゴシック体は読みやすさと汎用性の高さから、多くのビジネスシーンでデフォルトとして使われています。

明朝体とは

「明朝体」は線の太さに強弱があり、筆で書いたような「はね」「はらい」がある書体です。

歴史的には印刷技術の発展と共に生まれた書体で、書籍や新聞、論文など、長文を読むことを想定した媒体で多く使われています。

格式高く、伝統的な印象を与えるため、フォーマルな文書や和風の雰囲気を出したいデザインなどに適しており、Windowsでは「MS明朝」「游明朝」などが代表的な明朝体です。

ポップ体・その他

「ポップ体」は丸みを帯び、親しみやすく可愛らしい印象を与える書体です。

線の太さは均一で、文字のフォルムが少し膨らんでいるのが特徴です。

子供向けの教材やイベントの告知、カジュアルなお店のメニューなど、親しみやすさや楽しさを演出したい場面で多く使われています。

Windowsでは「HGP創英角ポップ体」などがポップ体に該当します。

他にも手書き風の文字やゲーム風の文字など、様々な種類があります。

ビジネス文書の本文には適さない場合が多いですが、見出しやキャッチコピー、子供や若い世代をターゲットにしたコンテンツでは効果的に使うことができます。

なんかもっと良い感じのフォントが欲しい時

「パソコンに入っているフォントだけでは、イメージ通りのデザインにならない」
「もっと個性的なフォントで差をつけたい」

そんな時は、新しいフォントをダウンロードして使用することができます。

インターネット上にはさまざまなフォントが公開されており、多くは無料でダウンロードできます。

おすすめはGoogleフォント

中でも特におすすめなのが、Googleが提供する無料のサービス「Googleフォント」です。

個人利用はもちろん、商用利用も可能なフォントが1,400種類以上公開されています。

日本語フォントも充実しており、プロフェッショナルなビジネス用途から個性的なデザインまで、幅広いニーズに対応できます。

さらに、Googleが提供しているため信頼性も高く、定期的に新しいフォントが追加されるのも魅力で、簡単にダウンロードしてパソコンにインストールできます。

ダウンロード方法

Googleフォントをダウンロードする際は、次の手順で行います。

  1. 右上の言語選択から「Japanese」を選択して日本語フォントを表示させる
  2. 気に入ったフォントをクリックして詳細ページを開く
  3. 右上の「Download family」ボタンをクリックして、ZIPファイルをダウンロードする
  4. ZIPファイルを解凍し、中に含まれるフォントファイル(.ttfや.otf)を右クリックして「インストール」を選択する

インストール完了後、WordやPowerPointなどのアプリケーションを再起動すると、新しいフォントが使えるようになります。

注意事項

フォントをダウンロードして使用する際は、いくつか注意点があります。

ダウンロードしたフォントを使って作成したファイルを他の人と共有する場合、相手のパソコンにも同じフォントがインストールされていないと、意図した通りに表示されない可能性があります。

重要な文書やプレゼンテーションを共有する際は、PDF形式に変換するか、フォントを埋め込む設定を使うことをおすすめします。

また、Googleフォントを含め、無料で公開されているフォントでも必ず利用規約を確認するようにしましょう。

特に仕事で使用する場合は、商用利用が可能かどうかチェックしておく必要があります。

Googleフォントの多くは商用利用可能ですが、種類によって条件が異なる場合があるため、注意が必要です。

ビジネスにおすすめのGoogleフォント

ビジネスシーンでおすすめの日本語フォント・欧文フォントをご紹介します。

日本語フォント

次の4つがおすすめです。

  • Noto Sans JP
  • Noto Serif JP
  • Zen Kurenaido
  • M PLUS Rounded 1c

それぞれ解説します。

Noto Sans JPで入力した文字

Noto Sans JP」は、Webサイトやアプリケーションでも広く使われている、GoogleとAdobeが共同開発した高品質なゴシック体フォントです。

シンプルで読みやすく、画面での視認性に優れているため、デジタルプレゼンテーションや画面表示を前提とした文書に最適です。

また、全9種類の太さがあり、見出しから本文まで幅広く活用できます。

初めて標準フォントを変えてみたいという方にもおすすめです。

Noto Serif JPで入力した文字

Noto Serif JP」は、「Noto Sans JP」の明朝体バージョンで、同じくGoogleとAdobeが共同開発した高品質フォントです。

伝統的な明朝体の美しさを持ちながら、画面でも読みやすいようにデザインされているのが特徴で、格式高い印象を与えたい文書や長文の読みやすさを重視する場合に適しています。

ExtraLight(極細)からBlack(極太)まで7種類の太さが用意されており、企画書や提案書などに使いやすいでしょう。

Zen Kurenaidoで入力した文字

Zen Kurenaido」は、現代的でありながら日本の伝統的な筆文字の美しさを感じさせる、洗練された手書き風フォントです。

線が均一ではなく、わずかに揺らぎがあることで温かみのある印象を与えます。

ビジネスシーンでも使いやすい上品な雰囲気があり、バナーやポスター、プレゼンテーションのタイトルなど、メッセージ性の強い文言に使うと効果的です。

ただし、本文に使うには少々個性が強いため、見出しやメッセージ部分に使うのがおすすめです。

M PLUS Rounded 1cで入力した文字

M PLUS Rounded 1c」は、丸みを帯びた優しい印象のゴシック体フォントです。

親しみやすい雰囲気がありながらも読みやすさと視認性の高さを兼ね備えており、カジュアルなビジネスシーンやフレンドリーさを演出したい場面に最適です。

ポップ体ほどくだけた印象ではないため、社内文書やインフォーマルなプレゼンテーション、顧客向けの案内などに使うと良いでしょう。

欧文フォント

数字やアルファベットに欧文フォントを使うと、デザイン性の高い文書を作ることができます。

おすすめは下記の3つです。

  • Anton
  • Roboto
  • Lora

それぞれ解説します。

Antonで入力した文字

Anton」は、太く力強い印象の欧文フォントです。

1種類のウェイトしかありませんが、その太さと存在感から、見出しや数字の表示に適しています。

特に価格表示など、数字を目立たせたい場合に効果的です。

日本語のゴシック体(Noto Sans JPなど)と組み合わせると、メリハリのあるデザインになります。

Robotoで入力した文字

Roboto」は、AndroidやChrome OSの標準フォントとしても使われているクセのない欧文フォントです。

さまざまな太さがあり、視認性が高く、どんな用途にも適応するのが特徴で、長文の英文や見出し、図表の説明などで活用できます。

日本語のゴシック体と組み合わせると統一感のあるデザインになります。

Loraで入力した文字

Lora」は、明朝体に相当する欧文フォントです。

現代的なデザインが特徴で、Regular(標準)からBold(太字)までの太さがあります。

優雅さと読みやすさを兼ね備えており、格式高い印象を与えたい英文や見出しに最適です。

日本語の明朝体(Noto Serif JPなど)と組み合わせると、統一感のある洗練されたデザインになります。

まとめ

フォントの選び方によって、文書やプレゼンテーションの印象は大きく変わります。

今回はビジネスシーンに適したGoogleフォントを中心に紹介しましたが、他にもさまざまな種類があります。
この記事の一番最初の画像で使った文字も全てGoogleフォントです。

ぜひ自分の好みや用途に合ったフォントを探してみてください。

適切なフォント選びで、スライドや掲示物は一段と魅力的になるはずです。

「文字の服装」選びで、メッセージをより効果的に伝えましょう。

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