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Meta広告の解析粒度が上がる!Meta広告とGA4との連携方法を解説

編集部
2025.01.08更新
2025.01.08初出
Meta広告の解析粒度が上がる!Meta広告とGA4との連携方法を解説

高いターゲティング精度や多くのユーザーにアプローチできるMeta広告。

FacebookやInstagramの媒体にも配信できる魅力がありますが、Meta広告は今後のさらなるサービス拡大を目標に広告システムに新たな機能を取り入れ始めています。

本記事では、2024年から本格的に導入されたMeta広告のサービス「GA4の連携」のメリットや連携方法を解説します。

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Meta広告とGA4の連携が可能に!

Metaは2024年8月から、Meta広告システムにさまざまな分析ツールを直接リンクできる機能を導入しています。

これにより、日本国内のMeta広告アカウントでも、広告管理画面からGA4が連携できるようになっています。

Meta広告とGA4を連携させるメリット

Meta広告 サービス GA4の連携 メリット

Meta広告とGA4を連携させることで、広告主は3つのメリットがあります。

  • より効果的な分析ができる
  • データの精度が高まる
  • コンバージョンを向上させる可能性がある

それぞれ解説します。

より効果的な分析ができる

1つ目は、より効果的な分析ができることです。

GA4はGoogle広告から得られるクリックやコンバージョンのデータだけでなく、そのあとのユーザー行動(ページ滞在時間や離脱率、直帰率など)も追跡可能です。

これにより、Meta広告のキャンペーンで最も効果のあるデータを詳細に分析できるようになります。

データの精度が高まる

2つ目は、データの精度が高まることです。

Meta広告はiOSのセキュリティとプライバシー規制に影響を受けやすい特徴があります。GA4も影響を受けないわけではありませんが、GA4はファーストパ-ティCookieのデータをもとに計測しているため、その影響は部分的です。

収集したデータを相互に比較し、矛盾点や一致点を洗い出せばデータの精度を高めることが可能になります。

コンバージョンを向上させる可能性がある

3つ目は、コンバージョンを向上させる可能性があることです。

Metaによると、Meta広告はGA4と連携することでコンバージョンを22%向上させる可能性があると報告しています。

この理由には、「Facebook広告」や「Instagram広告」のWEBサイト訪問、ユーザアクションに与える影響を追跡できることが関係しているといえます。

Meta広告とGA4の連携方法

Meta広告 サービス GA4の連携 連携方法

Meta広告とGA4の連携方法は以下の2つです。

  • パートナー連携を開く
  • プロパティやイベントを設定して完了

それぞれの手順を解説します。

パートナー連携を開く

Facebookから「Metaイベントマネージャー」を開きます。

イベントマネージャの左側には下記4つのアイコンがあります。

  • 概要
  • データソース
  • カスタムコンバージョン
  • パートナー連携

パートナーアカウントのリンクとイベント設定ができる「パートナー連携」を選択しましょう。

Meta広告 サービス GA4の連携 連携方法

上記のように、タグ管理に「Google Analytics」のアイコンが表示されていれば連携が可能です。

プロパティやイベントを設定して完了

続いて、「開始する」のボタンをクリックします。

Meta広告 サービス GA4の連携 連携方法

ステップに沿って進んでいき、プロパティやイベントを設定して完了です。

Meta広告 サービス GA4の連携 連携方法

注意事項

Meta広告 サービス GA4の連携 注意事項

Meta広告とGA4の連携における注意事項は次の2つです。

  • Cookie廃止
  • コンバージョン数の誤差

それぞれ解説します。

Cookie廃止

GoogleのChromeはプライバシー規制を強化しているため、サードパーティCookieを段階的に廃止しています。

サードパーティCookieの使用が完全に廃止になると、ユーザーの興味関心や行動に基づいた広告配信が難しくなる可能性があります。

特に、販売サイクルが長期化する場合は、今後のCookie廃止に対する施策を考える必要がありそうです。

コンバージョン数の誤差

GA4とMeta広告ではコンバージョン数に誤差が生じることがあります。

例えば、GA4にはユーザーの流入元が不明、または参照元のページが存在しない「direct / none」があります。参照不明なDirectの割合が高すぎる場合は、広告成果を正確に解析できていないので注意が必要です。

なお、以下のようなケースはGA4で成果として計測されません。

  • Meta広告クリック→ランディングページ→デフォルトブラウザ切り替え→CV
  • Meta広告クリック→ランディングページ→離脱→検索→ランディングページ→CV

GA4には同一ユーザーと認識できるクロスデバイス計測がありますが、クロスデバイスで同一ユーザーとして認識できるのはGoogleアカウントにログインして広告最適化を許可しているユーザーのみとなります。

データの精度を高める方法

Meta広告 サービス GA4の連携 精度を高める

Meta広告とGA4を連携した場合でも、解析判断が難しいデータがあります。

そのような場合は、次の2つの方法を検討してみてください。

  • 新規ユーザーや会員情報を計測する
  • 計測ツールの導入

それぞれの詳細を見ていきましょう。

新規ユーザーや会員情報を計測する

1つ目は、新規ユーザーや会員情報を計測する方法です。

例えば、新規ユーザーの滞在時間や直帰率、1セッションあたりのPV数などを相対評価して、新規ユーザー向けの広告を配信します。

また、ECサイトなどでは顧客管理システムや会員管理システムを利用して、顧客情報をマーケティングに活用していきます。

計測ツールの導入

2つ目は、計測ツールの導入を検討する方法です。

GA4で複数のキャンペーン成果を一元管理したり、広告施策の費用対効果を分析したりするには複雑なプロセスが必要となり、計測不備が発生することもあります。

そのため、GA4で「できること」と「できないこと」を把握して、効率的かつ効果的な運用ツールの利用も検討しておきましょう。

まとめ

Meta広告 サービス GA4の連携 連携方法 メリット

Meta広告とGA4の連携におけるメリットや連携方法を解説しました。Meta広告を利用している広告主は、GA4を活用することでコンバージョンの向上が見込めます。

ぜひ、今後のマーケティング戦略の強化にお役立てください。

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