ランディングページ(LP)は、現代ビジネスにおいて欠かすことのできないWEBプロモーション施策の一つです。成功の鍵となるのは、LPを改善して成長させていくこと。
今回はLP改善をおこなう際のチェックポイントやおすすめのツールをご紹介します。
LP(ランディングページ)の成果に満足されていますか?
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- 広告を実施しているけど成果がでてない
- 競合との差別化を図りたいが、強みをうまくLPに表現できない
- ABテストを行いたいが訴求ポイントを複数考えるのが難しい
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目次
LPの改善施策をおこなうメリット
いきなり完璧なLPを作り上げるのは非常に難しいことです。まずは「企画」、「制作」、「運用」、「改善」というサイクルを回していくべきです。そして、LPの改善施策をおこなうメリットとしては、以下の2点が挙げられます。
コンバージョン率を高められる
LPはコンバージョンを獲得するために制作するものです。当然、コンバージョン率を高めるために改善します。また、コンバージョン率向上は商品やサービスの売り上げに直結するため、LP改善は会社全体の売り上げに貢献するといっても過言ではないでしょう。
広告などの費用対効果を高められる
現代のWEBプロモーションはSEO対策やリスティング広告だけではなく、SNSなどさまざまなメディアで配信ができます。つまり、LPを露出させるプラットフォームはとても多くなりました。LPを改善していくことは、プロモーション全体の費用対効果を高めることになります。
LP改善の際にチェックすべきポイント
ただLP改善といっても、やみくもに見た目を変えればOKというわけではありません。改善の際は以下のチェックポイントをしっかり意識して進めていきましょう。
目標・KPI
まず大事なのはLPの目的です。「多くの人に見てもらい、認知度向上を目指す」という目標もあれば「月間アクセス数1万、コンバージョン率1%、資料請求数100件、成約数20件」などのKPIを設けることもあります。
特に「資料請求」、「ダウンロード」、「会員登録」、「購入・申し込み」などはLPのコンバージョンに設定されることが多い項目です。しっかりと目標やKPIを定めてから改善に取り組んでください。
ターゲット設定
LPはさまざまなメディアの広告メニューを活用して運用していく戦略です。したがってターゲット設定は常に意識しておくべきです。特に自社のサービスや商品には先入観があります。
例えば、「弊社の商品は20代女性がメインターゲットだから、人気俳優をメインビジュアルにしたSNSでのプロモーションを」を考えるかもしれません。それが、実際は30代男性も注目しているというケースも考えられます。既存顧客データやマーケット全体のトレンド、これまで運用してきたLPのアナリティクスなどを駆使して、高い精度のターゲティングを心がけましょう。
ファーストビュー
ここで意外と見落としてしまいがちなのがファーストビューです。ファーストビューとはユーザーがLPにアクセスした際、最初に表示される画面のこと。まずユーザーがLPを閲覧し続けるには、魅力的なファーストビューでなければなりません。ファーストビューは主に「キャッチコピー」と「画像」で構成し、商品やサービスの魅力を端的に表現したものが効果的です。
また、「CTA(Call to Action)」にも注視です。すぐに問い合わせや資料請求ができるファーストビューであれば、ユーザーに迷いやストレスを与えずに済みます。
CTA
CTAはファーストビューだけでなく、LP全体でも大事なポイントになります。LPは「ファーストビュー」、「具体的な説明」、「お得なキャンペーン情報」、「利用者の声」などで構成されることが多いですが、ユーザーがどこで「この商品を買いたい」と思うかは正確に判断できません。
事前に商品情報を知っていてファーストビューからいきなり購入ボタンをタップするユーザーもいれば、利用者の声を読んで購入に踏み切るユーザーもいます。だからこそ、適材適所でCTAを設置してあげることが重要です。
また、「購入」というアクションだけに限定するとユーザーのハードルが上がってしまいます。商品特性に合わせ、「来場予約」や「無料相談」、「カートに入れる」、「相談可能びを確認する」などの、選択肢を与えるCTAを検討しましょう。
キャッチコピー
キャッチコピーもファーストビューだけでなく、コンテンツごとに挿入すると効果的です。「情報量を少なく」、「見やすくシンプルに」がLPの基本的な考え方なので、おのずとキャッチコピーの重要度は増します。短い言葉で各コンテンツの伝えたいことを表現するようにチェック。当然、全体を見直して一貫性があるかも確認していきます。
コンテンツの構成
例えば、中古バイクの売買を促すLPを制作したと仮定します。構成は「ファーストビュー」、「バイクに乗る楽しさ」、「現在中古販売しているバイクのラインナップ」、「購入までの流れ」。各コンテンツにCTAが設置されているLPです。
しかし、この構成はバイクを購入したいユーザーの求める情報しか掲載されていません。おそらく、バイクを売りたい人は離脱してしまうでしょう。また、QAなどで中古バイク購入の不安を解消するコンテンツが必要かもしれません。
このように、コンテンツの構成に大きなフォーマットはありますが、正解はありません。ユーザーの目線に立って、「どのようなコンテンツがどのような順番で掲載されているとアクションを起こしたくなるか」を考えた構成に改善していきましょう。
デザインやテキスト
デザインやテキストにも正解がありません。ですので、こちらも改善ポイントになります。例えば、暑い夏の時期は涼しげなブルーカラーに変えてみる、というのも一つ。
また、「多くの人に選ばれている」というテキストを「これまでに◯◯◯◯人が選んだ」と変えるだけで伝わり方が違ったりします。LPは企業ホームページと違って瞬発的なWEBプロモーションです。些細なデザインやテキストにも気を配ることが成功への一歩になります。
限定表現
「期間限定」や「特別価格」などの限定表現はLPの大事な集客フックとなります。このような言葉を有効活用するには、ファーストビューやCTAと合わせて訴求します。問い合わせボタンに「ただ今人数限定で無料相談実施中!」という文言があれば、コンバージョンも獲得しやすくなります。
ただ、キャンペーン期間が終了しているにも関わらず「◯%割引中!」という表現が残っているLPもしばしば。実際の購入フォームで金額が割引されていなければ、虚偽表現となりトラブルになりかねません。リアルタイムでLPに情報を反映する対策も忘れないでください。
入力フォーム
入力フォームに注力しないWEB広告担当者は少なくありません。しかし、入力フォームはコンバージョンを獲得する最後の「レジ」のような存在です。せっかくレジに並んでいたのに、入力フォームが使いにくくて商品を戻して帰ってしまうというケースは多々あります。ここはいわゆる「EFO(Engry Form Optimaization)」、つまりエントリーフォームの最適化を心がけましょう。
入力フォーム改善ポイントとしては「必要最低限の入力項目にする」、「郵便番号や氏名フリガナの自動入力」が挙げられます。多くのユーザーは煩わしい入力フォームを億劫に感じます。極力手間をかけさせないために、入力項目を減らして郵便番号を入れれば自動で住所が出てくる、といった配慮が大切です。
また、近年はスマートフォンでの入力が主です。スマートフォンでの入力のしやすさは、改善ポイントとしてチェックしましょう。その他にも、「入力エラー箇所を分かりやすく表示する」、「外部ドメインへ遷移させるのではく、LP内の入力フォームで完結させる」などもEFOの一つです。
ユーザビリティ
入力フォームのしやすさにも関係しますが、LP全体のユーザービリティも改善ポイントとして挙げられます。ユーザーが知りたい「料金表」を最下部に掲出して、ひたすら下にスクロールさせるのは、使い勝手が良くないLPとなります。右上などにアコーディオンメニューを設置し、知りたい情報にスマートにたどり着ける仕組みに改善しましょう。
広告とLP
最後に、展開している広告とユーザーがたどり着くLPのプロセスについてです。ユーザーがLPにたどり着くには、リスティング広告やSNSなどで出稿しているテキスト、画像、動画から興味を持ち「もっと知りたい」と思ってLPにアクセスします。
展開している広告内容とたどり着いたLPの内容がかけ離れていたら混乱するでしょう。なかには釣り広告や誇大広告と感じ、通報するユーザーもいます。最悪の場合、そのプラットフォームには広告出稿ができなくなるリスクもあります。つまり「展開している広告とLPの一貫性」はとても大事なポイントなのです。
LP改善の実施方法
さて、LP改善のチェックポイントがわかったところで、次はいよいよ実行に移します。改善の実施方法は「自社で実施」、「LPOツールを導入」、「代行会社に依頼」の3パターンがあります。ではそれぞれメリット、デメリットを見ていきましょう。
自社で実施する
まず「WEBデザインができる」「コーディングができる」というスタッフがいる場合。この場合は、自社でLP改善を実施してもよいと思います。メリットはなんといってもコストです。外注費は一切かかりませんし、自社のペースで自由に試すことができます。
一方、LP制作の知識がなければハードルは高くなります。せっかく自社スタッフが時間と労力をかけてリニューアルしたものの「結果に変化が感じられない」、「むしろリニューアル前より効果が下がった」、「予算や時間に制約がないので、だらだら作業になる」などの事態に陥ることもあります。
LPOツールを導入する
LPOとはLanding Page Optimizationの略です。ランディングページの最適化を目指すツールを導入するのも一つの手法です。LPOツールは自社運用のLPのニーズに合ったものを自動制作できるのが強みです。それぞれA/Bテスト、フォーム最適化、ページエディター、ヒートマップなどの機能があります。「コンバージョン率向上」、「ユーザーアクションの促進」など、目的に合ったツールを選びましょう。
こちらもツールに対する一定の知識がないと使いこなすのは難しいです。また、一定のPV数がないと効果測定しづらいというデメリットもあります。
代行会社に依頼する
予算はかかりますが、代行会社に依頼するのが最も確実な方法です。当然、LP改善に強い制作会社をチョイスするのが吉です。NG行為は目的の設定や予算編成などの準備をせず、外注業者に丸投げしてしまうこと。
プロとはいえ、運用側が目的などをしっかり設定していなければ、コンセプトのブレた改善施策になってしまいます。せっかくリニューアルしてもイメージと違い、やり直しが繰り返されることもしばしば。そうなると、時間もコストも嵩んでしまいます。まずは代行会社に依頼するのであればしっかり準備をしてから。特に、依頼時のキックオフミーティングには注力し、意図を明確に伝えましょう。
LP改善におすすめのツール
近年ではLP改善に役立つLPOツールも多くリリースされています。「アウトソーシングを利用する予算はないけれど、確実にLP改善を実現させたい」というWEB広告担当者は、LPOツール導入、運用にチャレンジしてみるのも間違いではありません。以下に代表的なLPOツール5選をまとめました。
ヒートマップ
どこを改善すべきか把握するために使われるのが「ヒートマップ」です。これはLPの離脱率やクリック率などを可視化するツールです。例えば、「よく見られている部分は赤」、「反対に見られていない箇所は青」などで色分けされます。また、クリックトラッキング、アイトラッキング、マウストラッキングなど、さまざまな種類のトラッキングも扱うことができます。
ユーザーの訪問数や滞在時間が計測できるアクセス解析ツールと違い、ヒートマップはLP内でユーザーがどのようなアクションを起こしているのか、細かな情報まで把握が可能になります。
EFOツール
先述のとおり、入力フォームの改善はLP施策の重要チェックポイントです。当然、EFOツールもさまざまなものがあります。住所の自動入力、エラー項目のリアルタイム表示などを実装することで、ユーザーにストレスを与えないフォームに改善していきましょう。
表示速度計測ツール
LPを各端末で表示したときのスピードを確認できるツールもあります。例えば、Page Speed InsightsはGoogleが無料で提供している表示速度計測ツール。ソフトのインストールなどは必要なく、今すぐブラウザ上で確認できる利点があります。
表示速度はユーザーへのストレスに関係してきます。例えば、「処理能力の高いパソコンではすんなり表示されるのに、スマートフォンでアクセスした際は2~3秒かかってから表示されてしまう」というLPもあります。たったの2~3秒ですが、スマートフォンユーザーにとってはストレスになるでしょう。
画像圧縮ツール
表示速度計測ツールで、スマートフォンでの表示速度が遅いことがわかったとします。データが重いために表示が遅いのであれば、画像などの軽量化を図るという改善策がとれるようになります。そこで役立つのが画像圧縮ツールです。
これは画像ファイルサイズを縮小してページの表示速度を高めるものです。画像ファイルサイズは上限200kbを目安とします。そして、不自然にならない程度に小さくするのが理想です。こちらはGoogleが提供する「Squoosh」、その他「TinyJPG」「Optimizilla」などがあります。
A/Bテストツール
A/Bテストはマーケティングの基本。ですが、LPを活用するプロモーションにおいても重要です。2パターンのLPをユーザーにランダムに表示させます。どちらが優秀な数値かを比較できるA/Bテストツールを活用しましょう。
時間帯や都市など詳細な分析が可能で、大手広告代理店なども活用している「DLPO」がポピュラーなA/Bテストツールです。
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まとめ
LPの改善はWEBプロモーションにおいて必須の施策です。もちろん、外部のプロフェッショナルに任せるのも一つ。しかし、WEB広告担当者がしっかりとした知識をつけることも大切です。まずは改善する際のポイントを理解することからです。
そして、そのポイントをどのようにしたら改善できるか検討していくことが第一歩。今は多彩な手法がありますので、自社に見合った改善策を見つけてください。