今や多くの人がコミュニケーションツールとして利用しているLINE。日本国内のユーザー数は9,700万人(2024年9月時点)を超えています。今や、現代に欠かせないインフラとなっています。日本最大級のSNSへの広告配信は、非常に効率的なプロモーションでしょう。
今回はLINE広告の特徴やメリット、出稿方法、運用ポイントまで解説します。LINE広告の出稿をお考えの方はぜひ最後までご覧ください。
LINE広告の成果にお困りではないしょうか?
- 下記についてお悩みを抱えていらっしゃいませんか?
- 現状の費用対効果に不満
- 効果改善のための提案が欲しい
- 成果状況をこまめに報告
- 小さなことも相談できる
上記お悩みをLINE広告専門コンサルタントが解決いたします。
目次
LINE広告とは
はじめにLINE広告とは、LINEユーザーを中心に広告が発信できる仕組みです。LINE上のタイムラインやSmart Channel、LINEマンガ、ウォレットなど。全12種の掲載面に広告配信が可能です。まず「広告配信面」と「クリエイティブ」、「広告配信機能」の3つをかけ合わせて配信していきます。
こんな人にLINE広告はおすすめ
LINEは日本人口の約7割が利用しています。総務省の「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」によると、10?40代の利用率は90%超。また、ほとんどのユーザーが毎日使うアプリでもあります。
例えば、「多くの人に広告を配信したい」、「特に若年層から中年層にリーチしたい」、「広告接触回数を増やしたい」、「広告接触確率を上げたい」といった人におすすめの広告手法です。
参考元:https://www.comnico.jp/we-love-social/sns-users
LINE広告の課金方式
まずLINE広告の課金方式は3つ。ワンクリック毎に料金が発生する「クリック課金」。次に、広告表示回数に応じて料金が発生する「インプレッション課金」。そして、LINE友だちの獲得で料金が発生する「CPF課金」があります。
課金形式 | 仕組み | メリット |
---|---|---|
クリック課金 (CPC課金) |
・ユーザーが広告をクリックし、リンク先へ遷移した時点で料金が発生 | ・広告に興味のあるユーザーだけにコストをかけられるため効率的 |
インプレッション課金 (CPM課金) |
・動画広告枠の課金方法で、広告動画が100%視聴された時点で1インプレッションとして換算される | ・インプレッションが最大値になるように配信される・予算オーバーの心配がない |
CPF課金 | ・LINE特有の友だち追加機能を利用した課金方式・ユーザーが公式アカウントを友だち登録した時点で料金が発生する成果報酬型広告 | ・自社サービスに好感を持つ、確度の高いファン獲得に最適 |
配信面の特徴
続いて、LINE広告の配信面は以下のとおりです。
- トークリスト
- ウォレット
- LINE NEWS
- LINE VOOM
- LINE BLOG?
- LINEポイントクラブ
- LINEマンガ
- LINE チラシ
- LINE クーポン
- LINE ショッピング
- LINE広告ネットワーク
- LINEマイカード
このように、SNS広告と比べても12種類という配信面はとても豊富です。それぞれのコンテンツによって、閲覧する年齢層や男女比は大きく違います。例えば、若年層をターゲットとするなら「LINEマンガ」。3、40代の主婦に訴求するのであれば「LINEポイント」や「LINEクーポン」が適しています。
そして、配信面のラインナップが豊富に揃っています。そのため、配信する広告と親和性の高いコンテンツを選べるのも利点。例えば、ファッション商材なら「LINEショッピング」。管理職向けクラウドサービスの広告なら「LINE NEWS」に配信する戦略が立てられます。
メッセージアプリLINEでよく目にするのはLINEトーク画面です。LINEトーク画面の最上部に配信される「トークリスト」などは、認知獲得やブランディングのマスターゲットにリーチさせるプロモーションに有効でしょう。
ターゲティングの特徴
続いて、LINE広告のターゲティングは大きく分けて4種類あります。
ターゲティングの概要は以下のとおりです。
ターゲティング種類 | 概要 |
オーディエンスセグメント配信 | 年齢、性別、地域、趣味・関心などを指定できる |
オーディエンス配信 | ユーザーの行動データや顧客情報、LINE公式アカウントの友だち情報に基づく配信ができる |
類似配信 | 過去にコンバージョンしたユーザーのデータや、自社保有の顧客情報(ソースオーディエンス)に類似したユーザーをLINE内で新たに探し、広告配信できる |
自動ターゲティング | 広告をクリックしたユーザーの情報をもとに、設定した条件に基づいてクリックやコンバージョンなどのイベントが期待できる見込みユーザーを自動的にターゲティングできる |
クリエイティブの特徴
そして、LINE広告では静止画と動画の配信ができます。スタンダードな静止画は制作コストが低いため、ターゲットに合わせて複数展開を図るのも有効です。
近年注目されているのが動画広告です。静止画よりはるかに多くの情報量を盛り込むことができます。そして、ターゲットに強く訴求できます。一方、「制作コストが高い」、「最後まで視聴されない可能性がある」のデメリットもあります。
キャンペーンの目的の種類
さて広告出稿の前に、キャンペーンの目的を設定する必要があります。以下の種類と最適化方法をしっかり理解しましょう。
キャンペーンの目的 | 最適化方法 |
ウェブサイトへのアクセス | WEBサイトへのアクセス数を増やすことを目的としたい際に選択。リンクをクリックする可能性が高い人に広告を表示します。 |
ウェブサイトコンバージョン | WEBサイト上でのコンバージョン数の増加が目的の場合に選択。コンバージョンする可能性が高い人に広告を表示します。 |
アプリのインストール | アプリのインストール数を目的とした配信で、アプリをインストールする可能性が高い人に広告を表示します。 |
アプリのエンゲージメント | アプリ利用者のアプリ起動回数を増やすための配信に利用。すでにアプリはインストール済みだが利用しなくなったユーザーに再度利用を促したい際におすすめです。 |
動画の再生 | 動画の再生数の増加を目的とした配信の際に選択。多くのユーザーに動画の視聴を促したい場合におすすめです。 |
友だち追加 | LINE公式アカウントの友だち数を増やしたい場合に利用。友だち追加する可能性が高い人に広告を表示します。 |
商品フィードから販売 | WEBサイトを訪れたりアプリ利用者が興味を示した商品を広告で表示させたい際に利用。広告表示することで商品の購入を促します。 |
参考元:キャンペーン目的別設定ガイド|LINEヤフー for Business
LINE広告の広告フォーマット
クリエイティブの静止画と動画は、それぞれ5つのフォーマットから選びます。
フォーマット | サイズ | 特徴 |
Card | 静止画1,200×628(px)動画比率16:9 | ・静止画、動画ともに利用可能・横長方形で表示される・トークリストの動画枠以外、すべてのコンテンツに配信が可能 |
Square | 静止画1,080×1,080(px)動画比率1:1 | ・静止画、動画ともに利用可能・正方形で表示される・スマートフォンでの見え方が意識されており、Cardよりも画面に大きく表示される |
カルーセル | 静止画:1,080×1,080(px) | ・静止画のみ利用可能・画面をスワイプして表示ができ、画像は10まで設定できる。・複数の商品を並列したい場合や、サービスフローを順序立てて訴求したいときに扱いやすいフォーマット |
画像(小) | 静止画600×400(px) | ・静止画のみ利用可能・頻繁に閲覧されるトークリストの上部とLINE NEWS、LINE広告ネットワークで表示される・ビジュアルではなくテキストで緊急性や重要性を訴求する広告に向いている |
Vertical | 動画比率9:16 | ・動画のみ利用可能・LINE VOOMとLINE広告ネットワークに掲載される・フォロー中タブ表示時と全画面再生時で画面比率が異なるため入稿には注意が必要 |
LINE広告のメリット
先述のとおり、あらゆる世代のユーザーが活発に利用しているLINE。「アクティブユーザー数が多いサービスへの露出」はLINE広告最大のメリットです。また、LINEでしかアプローチできないユーザー層も存在します。普段スマートフォンで利用しているSNSはLINE が圧倒的。スマートフォンではLINEのみを利用しているユーザーも多いです。そのため、他のサービスではリーチできない新規顧客に広告を配信できる可能性が高いです。
もう一つのメリットは、配信面やターゲティング方法の豊富さが挙げられます。配信面が多ければ多彩な訴求方法で広告の配信ができます。また、「まずは友だち登録して欲しい」、「ランディングページに遷移して欲しい」、「コンバージョンを獲得したい」などのプロモーションのフェーズに合わせた細かいターゲティングも可能です。
つまり、多くのユーザーの中から自社サービスに適したユーザーを選定し、効果の高いアプローチで広告を届けることができます。
LINE広告を出稿する
さてLINE広告の特徴を把握したところで、いよいよ出稿です。LINE広告はアカウント作成から運用まですべて、オンライン上で完結します。よってインターネット環境が整っていれば、誰でもすぐに始められます。
事前準備
はじめに、INEビジネスIDと広告アカウントの作成。まずはLINEビジネスは公式サイトから「LINE公式アカウントをはじめる」をクリックし。そして、メールアドレスで登録します。既存のLINEアカウントでも発行できます。ですが、その場合個人のLINEアカウントと紐付けることになるので注意してください。次に、登録したメールアドレスに記載されているURLをクリック。最後に、利用規約確認が完了すれば管理画面に移行します。
続いて、広告アカウント作成です。管理画面から「+新しい広告アカウントを作成」をクリック。そして、請求先情報と広告主情報を登録します。そのあと、商材情報とLINE公式アカウントの入力をおこないます。
最後に、タグの設置をして事前準備は完了となります。ユーザーの行動を計測する全ページに設置する「ベースコード」、コンバージョンを計測するページに設置する「コンバージョンコード」、広告主が自由にユーザーをラベリングできる「カスタムイベントコード」があります。
キャンペーン
さて、それでは広告の設定に入ります。まずは、キャンペーンタブから「+キャンペーンを作成」をクリックします。本記事でも列挙したラインナップから、利用したいキャンペーンの目的を1つ選択。
基本情報と掲載期間、任意設定を入力。そして「保存して広告グループ作成へ」に進みましょう。
グループ
グループ設定ではまず、広告グループを作成したいキャンペーンを選択します。続いて、広告グループ一覧に表示される名前を入力。こちらは広告配信時には表示されません。次に、ステータスは「有効」か「一時停止」のどちらかを選びます。
広告セット
続いて、配信の目的に合わせてターゲットを設定。また、広告フォーマットと配信先をセットします。広告の配信はLINEとLINE広告ネットワークに配信される「自動配置(推奨)」と「配信先を編集」の2パターンがあります。
コスト設定
コスト設定では入札方法や単価を設定します。入力する項目は「入札単価の設定方法」、「課金方法」、「入札戦略」、「上限CPC」です。各設定項目にはそれぞれ、詳細を記載したテキストがあります。コスト設定は慎重に入力していきましょう。
LINE広告の成果にお困りではないしょうか?
- 下記についてお悩みを抱えていらっしゃいませんか?
- 現状の費用対効果に不満
- 効果改善のための提案が欲しい
- 成果状況をこまめに報告
- 小さなことも相談できる
上記お悩みをLINE広告専門コンサルタントが解決いたします。
※関連記事: LINE広告の配信面とは?種類や特徴について解説!
LINE広告の運用ポイント
さてキャンペーン、広告グループ、広告が完了し、クリエイティブを入稿したら審査です。アカウント作成から審査完了までは通常10営業日ほど。審査に問題なければ広告配信がスタートします。
しかし、広告配信がスタートして終わりではありません。大事なのはそのあとの運用です。特に運用のポイントとして挙げられるのは以下の3点です。
- 運用スタート時は広めのターゲティング
- クリエイティブは複数フォーマットで入稿
- LINE広告アカウントとLINE公式アカウントの連携
では、それぞれ詳しく解説します。
運用スタート時は広めのターゲティング
より詳細かつ精度の高いターゲティングを実現させるため。まずは広めのターゲティングから開始するのがおすすめです。デモグラフィック配信で最低限のターゲティングをし、オーディエンスリストを早い段階から多く取得しておきましょう。
クリエイティブは複数フォーマットで入稿
LINE広告の運用者が戸惑うのは配信面とクリエイティブ入稿サイズの差異です。LINE広告は配信面を指定できません。せっかく訴求力のあるクリエイティブを制作しても、配信面のサイズが違えば掲載すらされません。静止画「1,200×628」、「1,080×1,080」、「600×400」、動画「16:9」、「1:1」、「9:16」の計6種類をまず用意しておけば、どの配信面にも対応できます。
LINE広告アカウントとLINE公式アカウントの連携
LINE公式アカウントの友だち機能は、新規顧客や見込み客の獲得、既存顧客の満足度向上などあらゆる側面からプロモーションをサポートしてくれます。つまり、LINE公式アカウントはプロモーション戦略に重要なデータが蓄積されています。
このデータベースを有意義に活用するためには、LINE広告アカウントとLINE公式アカウントは連携させるべきでしょう。友だち登録履歴から類似オーディエンスを作成することで、より確度の高いユーザーに広告配信ができるようになります。
まとめ
SNS広告は一見、複雑に感じるかもしれません。特にLINEのように大規模なユーザー数を誇るプラットフォームは、躊躇してしまう広告担当者もいるのではないでしょうか。しかし、一つひとつ仕組みを理解していくと、大変シンプルにできています。
LINEは人口の70%がほぼ毎日利用するインフラです。だからこそ、現代のプロモーション戦略には欠かせません。仕組みさえ理解すれば、低コストで大きな成果を上げることができます。まずは一つずつ手順を理解して、進めてみてください。