「電話ボタンを使用しているけど、実際にどれくらいクリックが発生しているのか確認したい……」
そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?そこでおすすめなのが、GA4による電話ボタン(Telタップ)の計測です。
GA4を利用すれば、電話をかけるためのボタン押下を計測し、その情報を分析に活かすこと掛けが可能です。
本記事では、GA4 による電話ボタンの計測(Telタップ 計測)をおこなう方法について解説します。初心者でも理解できるようにわかりやすく記事を構成していますので、ぜひ参考にしてみてください。
またタガタメではGA4 の探索レポートのアドバイスなども行っております。GA4 の現状分析に課題を抱えていらっしゃる方はお気軽にご相談ください。⇒GA4の無料相談はこちらから
目次
GA4 の電話ボタンの計測(Telタップ 計測)とは
電話ボタンの計測(Telタップ 計測)とは、WEBサイト上に配置された電話番号リンクをクリックしたユーザーの行動を記録し、そのデータを分析する仕組みです。電話ボタンの計測をすることで、電話によるコンバージョンを可視化できます。
例えば、WEBサイトに「お問い合わせはこちら」というボタンがあり、そのボタンを押すと電話アプリが立ち上がる設定になっていることがあります。
この場合、電話ボタンのクリック率を計測することで、どれだけの問い合わせが発生しているのかを把握することが可能です。
特にサービス業や店舗ビジネスでは、電話ボタンの計測は顧客の行動を深く理解するうえで非常に重要です。電話ボタン計測で顧客の行動パターンを理解し、よりよい広告運用につなげましょう。
GA4 による電話ボタン(Telタップ計測 )の計測方法
GA4による電話ボタンの計測方法は、Googleタグマネージャーを使う方法とGA4だけで設定する方法の2種類があります。
ここでは、よりシンプルなGA4だけを使用する設定方法をご紹介します。この方法では、追加のツールを使わずにGA4 の機能だけで電話ボタンのタップ数を記録し、分析に活用することが可能です。
設定手順は以下のとおりです。
- カスタム定義(カスタムディメンション)を作成する
- イベントを作成する
- 動作確認をする
- コンバージョン設定をする
上記の方法を初心者の方でもわかりやすいように解説します。設定方法はとてもシンプルですので、これらのステップを一つずつ進めていきましょう。
1.カスタム定義(カスタム ディメンション)を作成する
カスタム定義とはGA4 で特定のデータをわかりやすく分類・管理するための設定です。電話ボタンの計測では、クリックされた電話番号などの情報を記録するためにカスタム定義を作成します。
まずは、GA4 管理画面にアクセスし、左下の「管理」をクリックします。
次に、プロパティセクションの「カスタム定義」を選択し、「作成」をクリックします。
新しいカスタムディメンションの名前を入力しましょう(例:「電話ボタンのクリック」)。範囲を「イベント」に設定し、対応するパラメータ名を入力します(例:「click_text」)。
最後に保存ボタンをクリックしたら完了です。
これで、特定のイベントデータがカスタム定義としてGA4で管理されるようになります。初心者の方は、わかりやすい名前を付けておくと、あとからデータを確認する際に便利です。
カスタムディメンションについて知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
参考記事:Googleアナリティクス4(GA4)のカスタムディメンションとは?
2.イベントを作成する
GA4では、特定のユーザーアクションを「イベント」として記録します。電話ボタンをクリックするアクションをイベントとして設定することで、そのデータを分析に活用できます。
まずは、GA4管理画面の「イベント」セクションに移動します。
次に、「イベントを作成」をクリックし、新しいイベントの名前を入力します。(例:「電話ボタンクリック」)
続いて、条件の設定をおこないましょう。「parameter_name」を「click_text」にします。そして、「値」を電話ボタンのテキストに一致させます。(例:「お問い合わせ」)
最後に、保存ボタンをクリックして完了です。これにより、指定した条件に一致するユーザーアクションがイベントとして記録されます。
例えば、「お問い合わせ」というテキストを含むボタンがクリックされた場合、そのデータが自動的に収集されます。
3.動作確認をする
設定が正しく機能しているか確認することは非常に重要です。動作確認をおこなうことで、意図どおりにイベントが記録されているか確認できます。
まずは、GA4管理画面の「リアルタイム」レポートにアクセスします。サイト上で電話ボタンをクリックします。そのアクションがリアルタイムレポートに記録されるか確認してみましょう。
記録されたイベント名(例:「電話ボタンクリック」)を確認します。パラメータが正しく反映されているかもチェックします。
もしデータが記録されない場合は、設定を見直す必要があります。特に、パラメータ名や条件が間違っていないかを重点的に確認しましょう。
4.コンバージョン設定をする
最後に、電話ボタンのクリックをコンバージョンとして登録することで、重要な指標としてトラッキングが可能になります。この設定によって、広告やキャンペーンの効果を測定しやすくなります。
まずは、GA4管理画面で「コンバージョン」セクションに移動します。次に、「新しいコンバージョンイベントを作成」をクリックしてください。
イベント名に先ほど作成したイベント名(例:「電話ボタンクリック」)を入力します。保存ボタンをクリックしたら設定完了です。
この手順をおこなうことで、電話ボタンのクリックがコンバージョンとして記録され、GA4のレポートで簡単に確認できるようになります。
GA4 の電話ボタン計測(Telタップ 計測)をする際の注意点
電話ボタンの計測をスムーズに進めるためには、注意点を事前に理解しておくことが大切です。
ここでは、計測結果を待つ際に知っておきたいポイントについて解説します。
GA4に反映されるまでに時間がかかる場合がある
GA4では、設定後すぐにデータが反映されない場合があります。通常、計測したデータは数時間で反映されますが、場合によっては24時間以上かかることもあります。
このような状況に備えて、設定が正しく反映されるかを確認するために、GA4の「デバッグモード」の活用がおすすめです。
このモードを利用すれば、リアルタイムでイベントが正しく計測されているか確認できるため、安心して運用を始められます。
まとめ
GA4 で電話ボタンの計測(Telタップ 計測)をおこなう方法を解説しました。GA4を活用すれば、電話ボタンのタップ数を正確に計測し、ユーザー行動をデータに基づいて分析することが可能です。
計測データの反映に時間がかかる場合もあるため、デバッグモードの活用も重要なポイントです。電話ボタンの計測を通じて得られるデータは、ビジネスの改善や広告効果の向上に役立つ貴重な情報になるでしょう。
ぜひ本記事を参考に、GA4での計測をぜひ実践してみてください。