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GA4(Googleアナリティクス4)とGoogle広告を連携する方法を解説

編集部
2024.11.16更新
2024.11.16初出
GA4(Googleアナリティクス4)とGoogle広告を連携する方法を解説

GA4(Googleアナリティクス4)とGoogle広告を連携することで、広告効果の向上やデータ分析の精度を格段に高められます。

しかし、なかには「GA4とGoogle広告の連携手順がわからない」「広告を連携するとどのようなメリット・デメリットがあるのか?」などの疑問をお持ちの方も多いかもしれません。

この記事では、GA4とGoogle広告の連携方法をわかりやすく解説し、連携により得られるメリット・デメリットを紹介します。

タガタメではGA4の設定代行・分析支援を行っております。GA4の設定、現状分析に課題を抱えていらっしゃる方はお気軽にご相談ください。GA4の無料相談はこちらから

GA4とGoogle広告を連携するメリット

GA4 Googleアナリティクス Google広告 連携 メリット

GA4とGoogle広告を連携するメリットは以下の4つです。

  • Google広告のデータをGA4で確認できる
  • Google広告でGA4のコンバージョンデータを確認できる
  • GA4のデータをスマート自動入札機能に活用できる
  • リマーケティング広告の成果向上に活用できる

それぞれ解説します。

Google広告のデータをGA4で確認できる

GA4とGoogle広告を連携するメリットは、広告のパフォーマンスデータをGA4の画面上で確認できるようになることです。

これにより、Google広告がどのような成果を出しているか、どのキャンペーンが最も効果的かをGA4で一目で把握できるようになります。

例えば、広告をクリックしたユーザーが、そのあとどのページを閲覧したか、コンバージョン(購入やお問い合わせ)に至ったかどうかを細かく追跡が可能です。

GA4では、WEBサイト全体のユーザー行動も一緒に分析できるため、広告による影響を他のマーケティング施策と比較しやすくなります。

Google広告でGA4のコンバージョンデータを確認できる

GA4とGoogle広告を連携することで、GA4で取得したコンバージョンデータをGoogle広告でも確認できるようになる点もメリットです。

このデータをGoogle広告で確認することで、どの広告が実際に成果を出しているのかを詳しく把握でき、効率的な広告運用が可能になります。

例えば、特定のキーワードや広告グループが多くのコンバージョンを生んでいる場合、その広告に対して予算を増やすなどの判断ができるため、パフォーマンスの向上につながります。

GA4のデータをスマート自動入札機能に活用できる

GA4で収集したデータをGoogle広告のスマート自動入札機能に活用できる点もうれしいポイントです。スマート自動入札とは、AI(人工知能)によって広告の入札金額を自動で最適化する機能です。

この機能にGA4のユーザー行動データを加えることで、広告の表示タイミングや入札金額がより精密に調整され、効果的な運用が期待できます。

広告費の無駄を抑えつつ成果の最大化が可能になり、広告の費用対効果が向上します。

リマーケティング広告の成果向上に活用できる

GA4とGoogle広告を連携すると、リマーケティング広告の成果向上に活用することが可能です。リマーケティング広告とは、一度サイトを訪れたユーザーに再度広告を表示する手法を指します。

GA4のデータを活用することで、サイト内でのユーザーの行動(どのページを見たか、どこで離脱したかなど)を詳細に分析できます。そして特定の行動を取ったユーザーをターゲットにした広告を配信できます。

例えば、カートに商品を入れたけれど購入しなかったユーザーに対して、再度その商品をアピールする広告を表示することで、コンバージョン率を高められるでしょう。

GA4とGoogle広告を連携するデメリット

GA4 Googleアナリティクス Google広告 連携 デメリット

続いて、GA4とGoogle広告を連携するデメリットを確認してみましょう。

  • コンバージョン数がズレる可能性がある
  • パラメーターの設定ミスによる計測漏れが起きる可能性がある
  • レポートの集計や作成に時間がかかる

それぞれ詳しく解説します。

コンバージョン数がズレる可能性がある

GA4とGoogle広告のデータ収集や集計方法の違いから、コンバージョン数がズレる可能性があります。

Google広告では広告がクリックされたタイミングでコンバージョンが計測されるのに対し、GA4では実際に行動が完了した時点で計測されます。

そのため、この違いによってコンバージョン数に誤差が生じることがあります。

パラメーターの設定ミスによる計測漏れが起きる可能性がある

パラメーターの設定ミスによる計測漏れが起きる可能性もあるのも事実です。

パラメーターとは、どの広告やキャンペーンからの訪問かどうかを追跡するために使われる情報です。これが正しく設定されていないと、GA4が正確にデータを収集できません。

もし広告に付加される追跡コードが間違っている場合、ユーザーの行動が正確に記録されず、広告効果が実際より低く見積もられることがあるため注意が必要です。

レポートの集計や作成に時間がかかる

GA4はとても詳細なデータ分析ができる反面、そのデータの集計やカスタムレポートの作成には時間がかかることがあります。

特に、複雑なユーザー行動や広告のパフォーマンスを一度に分析しようとすると、大量のデータを処理する必要があり、リアルタイムで結果を得るのが難しいこともあります。

そのため、迅速な意思決定が求められる場面では少し不便に感じることがあるかもしれません。

GA4とGoogle広告を連携する方法

GA4 Googleアナリティクス Google広告 連携 方法

GA4とGoogle広告を連携するには、それぞれのアカウントにアクセスする権限が必要です。

権限とは、特定の操作を実行するための許可のことで、これがないと連携をおこなうことができません。

連携する際に必要な権限

GA4との連携方法には、以下の2パターンがあります。

  • GA4から連携する
  • Google広告の管理画面上から連携する

それぞれの方法を紹介します。

GA4から連携する方法

まずは「GA4から連携する方法」を解説します。

1.Google広告のリンクを選択する

最初に、左下の「管理」ボタンから「Google広告のリンク」を選択し、右上に表示される「リンク」をクリックします。

GA4 Googleアナリティクス Google広告 連携 方法

GA4 Googleアナリティクス Google広告 連携 方法

2.Google広告アカウントを選択する

次に、「Google広告でリンクを作成する」という画面が表示されるので、「Google広告アカウントを選択」をクリックします。

GA4 Googleアナリティクス Google広告 連携 方法

3.Google広告アカウントにチェックを入れる

続いて、「Google広告アカウント」にチェックを入れ、画面右上の「確認」をクリックします。

GA4 Googleアナリティクス Google広告 連携 方法

4.構成の設定を確認する

次に構成の設定を確認します。「パーソナライズド広告を有効化」と「Google広告内からのアナリティクス機能へのアクセスを許可する」が有効になっていることを確認しましょう。

GA4 Googleアナリティクス Google広告 連携 方法

有効化を確認したら「次へ」をクリックします。

5.Google広告アカウントとデータ設定を確認する

最後に、Google広告アカウントとデータ設定を確認します。

GA4 Googleアナリティクス Google広告 連携 方法

確認後、「送信」ボタンをクリックします。

6.リンク作成済みと表示されていれば連携完了

Googleアカウントの表示が「リンク作成済み」となっていれば連携は完了です。

Google広告から連携する方法

続いては、「Google広告から連携する方法」を解説します。

1.データマネージャーからGoogle Analytics(GA4) & Firebaseを選択する

まず、「管理者」をクリックし、「データマネージャー」から「Google Analytics(GA4) & Firebase」を選択します。

GA4 Googleアナリティクス Google広告 連携 方法

2.データ共有を有効にしてリンクする

次に、Googleアナリティクスまたは Firebase のプロパティを選択後、「アプリとウェブの指標をインポートする」Google アナリティクスのオーディエンスをインポートする」を有効にして「リンク」をクリックします。

GA4 Googleアナリティクス Google広告 連携 方法

3.ステータスにリンク済みと表示されていれば連携完了

最後に、「ステータス」が「リンク済み」になっていれば連携完了です。

GA4とGoogle広告連携後の活用方法

GA4 Googleアナリティクス Google広告 連携 連携後 活用方法

GA4とGoogle広告を連携したあとは、両方のプラットフォームでデータを最大限に活用することが可能です。

「GA4とGoogle広告連携後の活用方法」は以下のとおりです。

  • GA4でGoogle広告の指標を確認する
  • GA4のコンバージョンをGoogle広告にインポートする
  • GA4のオーディエンスデータをGoogle広告に連携する

GA4でGoogle広告の指標を確認する

GA4とGoogle広告を連携すると、GA4上でGoogle広告の指標を確認できるようになります。

これにより、広告キャンペーンのクリック数やコンバージョン率、ユーザーの行動パターンを一目で把握できるため、広告のパフォーマンスを総合的に評価できます。

GA4のコンバージョンをGoogle広告にインポートする

GA4で取得したコンバージョンデータをGoogle広告にインポートすることで、広告キャンペーンの最適化が可能になります。

インポートとは、GA4で計測したコンバージョン(例えば、購入や問い合わせといった特定のアクション)をGoogle広告に取り込むことです。

自動入札機能を活用する際にインポートしたデータが重要な役割を果たし、広告のパフォーマンス向上につながります。

GA4のオーディエンスデータをGoogle広告に連携する

GA4で収集したオーディエンスデータをGoogle広告に連携することで、より精度の高いターゲティング広告が可能になります。

オーディエンスデータとは、特定の行動を取ったユーザーグループの情報で、例えば「特定のページを訪れたユーザー」や「購入に至らなかったユーザー」などです。

これらのデータをGoogle広告に連携することで、リマーケティング広告の効果を高めたり、ターゲット層に対する広告表示を最適化したりできます。

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まとめ

GA4 Googleアナリティクス Google広告 連携 方法 メリット デメリット

GA4とGoogle広告の連携は、広告効果の正確な分析やターゲティングの精度向上に大きく役立ちます。

しっかりとした設定と確認をおこない、GA4とGoogle広告を効果的に連携させて広告の成果を最大限に引き出しましょう。

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