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インフルエンサーマーケティングとは?仕組みやメリットなどを徹底解説

編集部
2024.08.16更新
2024.05.17初出
インフルエンサーマーケティングとは?仕組みやメリットなどを徹底解説

今回は、インフルエンサーマーケティングについて、メリットや実施方法などを詳しく解説していきます。

近年、SNSやブログで活躍するインフルエンサーとのコラボレーションを通じて、インフルエンサ―マーケティングを取り入れる企業が増加傾向にあります。インフルエンサーマーケティングを詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

またタガタメでは、SNS広告の運用における代行・行動分析などの支援も行っております。広告の設定や分析に課題を抱えているという方は、お気軽にご相談ください。SNS広告の無料診断はこちら

インフルエンサーマーケティングとは

インフルエンサーマーケティングとは

インフルエンサーマーケティングとは、世間に大きな影響力を与えるインフルエンサーに商品やサービスを紹介してもらい、認知度や購買意欲を高めるマーケティング手法のことです。

ここでは、インフルエンサーマーケティングについて、注目されている理由と併せてご紹介します。

インフルエンサーとは

「インフルエンサー」とは、影響や感化、効果作用を意味する英単語「Influence」に由来した言葉で、主にソーシャルメディアを通じて世間の人々の思考や行動に大きな影響を及ぼす人物を表します。

インフルエンサーは、必ずしも芸能人やスポーツ選手などの有名人だけを指すわけではありません。一般人やブロガーがインフルエンサーとしてインターネット上で強い影響力を持つこともあります。

インフルエンサーにも種類があるため、マーケティングの目的に応じて適切なインフルエンサーを選ぶことが重要です。

インフルエンサーマーケティングのメリット

インフルエンサーマーケティング メリット

インフルエンサーマーケティングをおこなうことによるメリットは、下記の6つです。

  • 柔軟なマーケティング施策をおこなえる
  • ターゲティングがしやすい
  • 興味関心を引くレビューをしてくれる
  • 広告感が少なく信用してもらいやすい
  • オンラインビジネスとの相性がよい
  • 口コミによる拡散・認知に期待できる

それぞれ解説します。

柔軟なマーケティング施策をおこなえる

インフルエンサーを起用すると、マーケティング施策を柔軟に展開できる点が大きなメリットです。マーケティングにはさまざまな手法があり、それぞれ得られる効果や強みが異なります。

具体的な施策例としては、以下のようなものがあります。

  • ギフティング:インフルエンサーに商品やサービスを実際に使ってもらい、その感想を発信してもらう
  • 現地レポート:インフルエンサーを店舗やイベントに招待し、現地の様子をレポートしてもらう
  • ライブストリーミング:ライブ配信の中でPRをしてもらう
  • コラボレーション企画:インフルエンサーとの共同開発により、新しい商品・サービスを生み出す
  • ブランドアンバサダー:長期的なパートナーシップを結び、ブランドの魅力を継続的に発信してもらう

このように、インフルエンサーマーケティングは多様な施策に適応可能であり、それぞれの施策の特性を活かしながら、柔軟にマーケティング戦略を展開することが可能です。

ターゲティングがしやすい

美容や健康、旅行、ファッションなど、さまざまな分野に特化したインフルエンサーは、そのジャンルに高い関心を持つフォロワーを多数獲得しています。

そのため、起用するインフルエンサーによって、年齢層・性別・関心分野ごとにターゲットを絞ったマーケティングができるのが大きなメリットです。

興味関心を引くレビューをしてくれる

インフルエンサーは、企業の広告とは異なるアプローチで、消費者目線から商品・サービスを丁寧に評価したレビューを提供してくれます。実際の使用体験に基づいた発信のため、説得力に富み、フォロワーの興味関心を引き出すのに効果的です。

広告感が少なく信用してもらいやすい

インフルエンサーマーケティングでは、口コミを通じた商品やサービスのレビューが主な拡散手段となります。人の言葉が加わることで、一般的な企業広告と比べて広告的な印象が薄まり、ユーザーに受け入れられやすい点がメリットです。

オンラインビジネスとの相性がよい

インフルエンサーマーケティングは、オンラインビジネスとの相性がよい点もメリットの一つです。SNSのプラットフォームでは、URLの共有やSNSのショッピング機能を利用することで、自社のオンラインストアに直接ユーザーを誘導することが可能です。

口コミによる拡散・認知に期待できる

インフルエンサーマーケティングは、口コミによる拡散や認知が期待できます。インフルエンサーは、ターゲットにとって共感を呼びやすいコンテンツを生み出すため、質の高い口コミがより活発に拡散されやすくなります。

また、口コミがSNS投稿の形で広がることにより、UGC(ユーザー生成コンテンツ)の獲得も実現し、ブランドの認知や商品・サービスの信頼性を向上させる効果も期待できるでしょう。

インフルエンサーマーケティングのデメリット

インフルエンサーマーケティング デメリット

インフルエンサーマーケティングには多くのメリットがある一方、次のようなデメリットもあります。

  • インフルエンサーの選定が難しい
  • ステマと間違われるリスクがある
  • インフルエンサーの炎上事に巻き込まれる可能性がある

それぞれ解説します。

インフルエンサーの選定が難しい

インフルエンサーマーケティングのデメリットとして、インフルエンサーの選定が難しいことが挙げられます。単に「フォロワー数が多い」だけではなく、目的に合致し、高い成果が期待できるインフルエンサーを選ばなければならないからです。

そのため、インフルエンサー選定の際には、ブランドとの親和性や投稿の質、インフルエンサーとフォロワーとの関係性、コミュニケーション力、過去のPR投稿内容・反応などをしっかり検討しましょう。

ステマと間違われるリスクがある

インフルエンサーマーケティングは、企業側にそのつもりはなくても、行き違いなどによってステマだと誤認されてしまうリスクがあります。

ステマ(ステルスマーケティング)とは、企業からの報酬を受けてPRを依頼されているにも関わらず、そのことを隠して宣伝し、フォロワーを欺く行為のことです。

ステマが発覚した場合、社会的信用を失う事態に陥る可能性があるため、実施する際には細心の注意が求められます。

インフルエンサーの炎上事に巻き込まれる可能性がある

インフルエンサーの炎上に巻き込まれるリスクがあることもインフルエンサーマーケティングのデメリットの一つです。

インフルエンサーの中には、「炎上系」や「過激系」と呼ばれる人たちもいます。倫理的に問題のある発信、反社会的活動、著作権侵害などで炎上するインフルエンサーも少なくないのが現状です。

商品のPRを依頼していたインフルエンサーが炎上した場合、その影響が商品や企業にまで及ぶことがあり、最悪の場合、SNS上で不買運動が起こることもあります。

インフルエンサーマーケティングが使われる主なSNS

インフルエンサーマーケティング SNS

インフルエンサーマーケティングで使われている主なSNSは、次の5つです。

  • YouTube
  • Instagram
  • X(旧Twitter)
  • Facebook
  • TikTok

それぞれ解説します。

YouTube

YouTube(ユーチューブ)は、動画コンテンツを配信するSNSプラットフォームです。You Tubeでは、動画にボタンを追加して自社サイトへの誘導ができます。

例えば、動画で商品の説明をおこない、最後にユーザーをECサイトに誘導するなどの使い方が可能です。訴求力が高く、ユーザーのアクションを促しやすいプラットフォームといえるでしょう。

Instagram

Instagram(インスタグラム)は、写真や動画の共有を中心としたSNSプラットフォームです。ファッションや美容など、「写真映え」するジャンルとの親和性が高いことが特徴です。タレントやインスタグラマーとのタイアップによるPR投稿など、多岐にわたる活用方法が見られます。

また、「ショッピング機能」を利用すれば、投稿から直接自社のECサイトへ誘導し、購買につなげることが可能です。さらに、「ブランドコンテンツ広告」の実装により、企業がインフルエンサーの投稿を自社のSNS広告として2次配信できるシステムが整備されています。

X(旧Twitter)

X(旧Twitter)(エックス)は、主にテキストベースの投稿を中心としたSNSプラットフォームです。Xの大きな特徴は高い拡散性にあり、「リポスト」と呼ばれるシェア機能の活用で、自分の投稿を広範囲に拡散してもらえます。

話題のトピックやリアルタイムの情報(天気、電車の運行状況など)の検索にも優れており、うまく活用すれば爆発的な拡散効果が期待できるSNSといえるでしょう。

Facebook

Facebook(フェイスブック)は、全世界で最大のユーザー数を誇る、実名登録制のSNSプラットフォームです。「Facebookページ」機能は、イベントの集客や商品販売など、自社のビジネスページとしても利用できるため、多くの企業に採用されています。

Facebookは実名登録制なので、ユーザーの年齢、性別、職業、ライフステージ、興味関心などの詳細なビッグデータを活用できることが特徴です。高いターゲティング精度を実現した広告配信がFacebookの大きな強みといえるでしょう。

TikTok

TikTok(ティックトック)は、BGM付きの短編動画を編集・共有できるSNSプラットフォームです。TikTok内では、特定のテーマに沿った振り付け動画をユーザーに呼びかける「#ハッシュタグチャレンジ」がおこなわれ、これによって爆発的な拡散が起こることがあります。

多くの企業が、ハッシュタグチャレンジの火付け役としてインフルエンサーを起用し、オリジナルの楽曲や振り付けを広める施策を実施中です。

インフルエンサーマーケティングの実施方法

インフルエンサーマーケティング 実施方法

インフルエンサーマーケティングを実施する場合、次の3つの方法があります。

  • インフルエンサーマーケティング会社に依頼
  • 広告代理店に依頼
  • インフルエンサーに直接依頼

それぞれ解説します。

インフルエンサーマーケティング会社に依頼

インフルエンサーマーケティング会社に依頼すると、豊富なインフルエンサーとのネットワークを活かして、マーケティング戦略の立案から実行まで一貫してサポートしてくれます。

インフルエンサー選定からコンテンツ制作、効果測定まで、専門的なノウハウを活用できるため、インフルエンサーマーケティングに不慣れな企業にとって最適な選択肢といえます。

広告代理店に依頼

広告代理店の中には、インフルエンサーマーケティングを含む総合的なマーケティングサービスを提供している会社があります。

広告代理店に依頼することで、インフルエンサーマーケティングだけでなく、他の広告手法とも連動させた統合的なマーケティング戦略を立てられます。

ただし、広告代理店によってはインフルエンサーマーケティングの専門性が高くない場合もあるため、実績や専門性を確認することが大切です。

インフルエンサーに直接依頼

インフルエンサーに直接依頼する方法は仲介者を介さないため、インフルエンサーとの直接的なコミュニケーションが可能であり、柔軟な協力関係を築くことができます。また、手数料などの中間コストを削減できるメリットも大きいです。

ただし、適切なインフルエンサーの選定や交渉、コンテンツ制作の進行管理など、すべての過程を自社でおこなう必要があるため、手間がかかってしまうデメリットもあります。

インフルエンサーマーケティングにかかる費用

インフルエンサーマーケティング 費用

インフルエンサーへのギャラは起用するインフルエンサーや施策内容によって大きく異なりますが、一般的な相場は「1フォロワーあたり5円前後」と言われています。実際には3円から8円程度の範囲に収まることが多いです。

例えば、5万人のフォロワーを持つインフルエンサーの場合、5万フォロワー×5円=25万円が1投稿あたりのギャラの目安となります。インフルエンサーマーケティング会社や広告代理店に支払う手数料として、ギャラに10%から30%程度が上乗せされると考えておくとよいでしょう。

正確な費用を把握するためには、見積りを依頼して確認することをおすすめします。

インフルエンサーマーケティングを成功させるポイント

インフルエンサーマーケティング 成功 ポイント

インフルエンサーマーケティングを成功させるポイントは、次の4つです。

  • 目標・目的を明確に設定する
  • インフルエンサーとの連携をしっかりとる
  • ターゲットに合わせたインフルエンサー・媒体設定をする
  • 代理店に依頼する

それぞれ解説します。

目標・目的を明確に設定する

インフルエンサーマーケティングでは、目標・目的を明確に設定することが重要です。

例えば、目標を単純にユーザーの商品購入数にするのか、エンゲージメント率にするのかなど、商品・サービスに適した指標を明確に定める必要があります。

また、投稿を依頼するインフルエンサーにも、設定した目標を共有しておきましょう。

投稿が完了したあとは、インフルエンサーからPV数やエンゲージメント数などのデータを提供してもらい、投稿の分析や今後の戦略立案に活用するとよいです。

インフルエンサーとの連携をしっかりとる

インフルエンサーに依頼する際は、事前に商品・サービスの詳細とその意図を丁寧に説明し、十分なコミュニケーションをとることが大切です。

また、投稿内容について事前に打ち合わせをおこない、企業とインフルエンサーの双方にとってWin-Winな関係を築けるような投稿を作り上げていくことが求められます。

ターゲットに合わせたインフルエンサー・媒体設定をする

SNSにはさまざまな種類があり、それぞれによってユーザー層が異なります。インフルエンサーマーケティングをおこなう際は、ターゲットとする層に適した媒体を選択することが重要です。

例えば、10代から20代の若年層をターゲットとする場合は、TikTokを活用するのが効果的でしょう。一方、ファッション・コスメ関連の商品をPRする場合は、写真が映えるInstagramが最適です。

代理店に依頼する

インフルエンサーマーケティングを実施する際は、代理店に依頼するのも一つの方法です。インフルエンサーマーケティングは、一見簡単そうに見えても、実際には思いのほか手間がかかります。

現在活躍中のインフルエンサーは数多くいますが、その中から自社の商品やサービスに最適なインフルエンサーを見つけ出すのは容易ではありません。また、依頼したいインフルエンサーが決まって依頼しても断られてしまうことがよくあります。

そこで、代理店に依頼することで自社に合うインフルエンサーが見つかり、インフルエンサーマーケティングを効率よく進められるでしょう。

代理店に依頼する場合、SNSに精通しているだけでなく、マーケティング全体に強い会社を選ぶのがおすすめです。

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まとめ

インフルエンサーマーケティング

インフルエンサーマーケティングは、インフルエンサーに商品やサービスを紹介してもらい、認知度や購買意欲を高めるマーケティング手法で、多くの企業が活用しています。

インフルエンサーマーケティングを取り入れる際は、その特徴を理解し、メリット・デメリットを把握しておくことが重要です。

今回の記事を参考にして、インフルエンサーマーケティングの導入を検討してみてください。

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